【605号】”磨く”を極める!

Let's pikapika

年末の大掃除に向けて準備を始めるこの季節。今年は、床や窓、水回りだけでなく身の回りの食器や小物も磨き上げてみませんか。クリスマスやお正月を前にピカピカなものに囲まれると気分も上がりそうです。いろんなものをピカピカに磨くためのコツや便利グッズをご紹介します。

ピカピカは気持ちいい!

身の回りのものを磨いていると、心まで磨いているような気持ちになれるかも。

各分野のプロから教えてもらった磨き方を実践して、身近にピカピカなものを増やしましょう!

食器類の磨き方

ワイングラス

くもり・汚れのないグラスのポイントは、洗浄後に水分をキレイに拭き取ること。もし、水垢(あか)が付いてしまった場合は、クエン酸を混ぜた水に1時間浸し、ぬるま湯で洗うようにしましょう。

まずは底の部分を拭きます。グラスに素手で触れないよう、両手にクロスを持って磨くのがポイント。脚(ステム)を優しく持って。

次はカップ部分を。片方の手はクロス越しに脚の付け根を持ち、もう片方でカップの底に届くまでクロスを入れて、回しながら優しく磨きます。

拭き残しがないかのチェックは、グラスを光にかざすとよく見えます。この際も素手で触れないよう、クロス越しに持つのを忘れずに!


カトラリー

シルバー製のカトラリーの場合、くすみや黒ずみが落ちなかったら、シルバー食器磨き粉を使って磨くとよいでしょう(ホテルでは業務用の専用磨き粉を使用しています)。

水分が少しでも残っていると水垢になるので、キレイに拭き取ることが重要です。素手で触れないようにクロスの上から持ち手を握り、クロスで挟んで細かく丁寧に磨き上げましょう。


お皿・カップ

汚れの残りがないようしっかり洗浄後、水分をしっかり拭き取るのはグラスと同じです。こちらもくすみなどが残っていたら、クエン酸液に浸す洗浄を試してみましょう。

指紋などが汚れやくすみのもととなるので、食器を持つ方の手は底と縁に添え、親指が皿の表面に触れないように。両手で回しながら、クロスで優しく磨きます。水分が絶対に残らないようにしっかり拭きましょう。


銅のフライパン・鍋など

銅製の調理器具やソースパンなどは、酸化や焦げ付きなどで黒ずみがちですが、家にある食材でクレンザーを手作りすることができます。ホテル厨房スタッフが実践する、生活の知恵です。

手作りクレンザーペーストを、指で銅面に塗り込み、軽くこすります。全面、指で磨き上げていきます。黒ずみが全て落ちたら、洗剤で洗浄してクロスで水気を完全に拭き取り、仕上げ磨きを。この際も素手で触れないよう、クロス越しに持ちましょう。


素手で直接触れず水気を徹底的に拭き取る


教えてくれた人

ホテル日航熊本 フランス料理 「レ・セレブリテ」 チームキャプテン
村上 和之 さん

磨き上げに使うクロスは、マイクロファイバーなど吸水性の高いものがオススメです。綿など、けばがでやすいものは避けるとベター。2枚(丈の長いものなら1枚)準備しましょう。

フランス料理の伝統と熊本らしさを掛け合わせた食文化“熊本ガストロノミー”を探究するフランス料理店。サービススタッフ村上さんは、「日本ホテルバーメンバーズ協会」認定バーテンダーでもあります。

店舗情報

ホテル日航熊本「レ・セレブリテ」

住所
熊本市中央区上通町2-1
TEL
096-211-1663
営業時間
〈ランチ〉営11時30分~15時(LO13時30分) 〈ディナー〉営17時30分~21時(LO19時)
備考
※ディナーは前日までに要予約

革小物の磨き方

まずは、ブラシで全体のホコリを落とします。ブラシは革専用のブラシでもよいですし、使い古しの歯ブラシや、100円ショップで売っているお風呂掃除ブラシでもOK。毛は革に傷が付かない程度の硬さのものを選ぶのがポイント。

布(タオルを切ったものがベスト)で革用オイルクリーム(今回はRaz Leatherオリジナルクリームを使用)を革の表面全体に塗り込み、革に潤いを与えていきます。小傷や乾燥が目立つ場所は多めに塗りましょう。革の裏側にはオイルを塗らないように注意を!

ブラシで全体をこすり、オイルを革になじませつつツヤ出しを行います。ステッチや細かな折り目、小傷の箇所などは歯ブラシなどを使って、丁寧にブラッシングしましょう。

5〜10分乾かします。余分な油分が表面に浮いてくるので、乾いた布で拭き上げて仕上げます。

クリームで革を保湿


教えてくれた人

「Raz Leather(ラズ レザー)」 オーナー
緒方 暁 さん

店舗兼工房で、天然の植物性タンニンなめし革によるバッグや小物などを手仕事でオーダーメードする革職人。革製品のクリーニングや修理、染色による補修の受け入れも行っています。

店舗情報

Raz Leather

住所
熊本市北区室園町2‐20
TEL
090-6770-3785
営業時間
11時〜19時
休業日
不定
駐車場
1台

アクセサリーの磨き方

シルバー・18金/専用クロスで

シルバーや18金の表面の黒ずみは市販のシルバー・ジュエリー磨き用クロス(ホームセンターや100円ショップなどで手に入ります)でこすり落とすと、ピカピカに輝きます。宝石部分は磨くのを避けるように。


シルバー/クリーナー液に 

布で細かく磨くのが難しいシルバーチェーンは、専用のクリーナー液を購入して(ネットなどで販売あり)、それに数秒浸したあと磨き上げると、見違えるほどピカピカになりますよ!


パール/真珠専用クロスで

真珠のネックレスも、長くしまっていると周りのカルシウムが反応して黄色く変色してしまいます。これも表面を磨けばOK。真珠専用の磨きクロス(シルバー用のものは傷つくのでNG!)で優しく磨きましょう。


優しくこすり落とす


教えてくれた人

「101番目の小さな宝石工房 アトリエ・シゲスミス」 代表取締役
繁田 一史 さん

結婚・婚約指輪などジュエリーのオーダーメードやリメークなどを行う工房。アクセサリーのクリーニングや殺菌消毒、修理、サイズ直し、査定、買い取りも行っています。

店舗情報

101番目の小さな宝石工房 アトリエ・シゲスミス

住所
熊本市中央区南熊本3‐13‐12
TEL
096-364-4842
営業時間
11時〜19時
休業日
火曜
駐車場
4台

あると便利な"磨く"アイテム

大掃除の時季にうれしい“磨く”アイテムを教えてもらいました。これらのアイテムがあるだけで、普段から“磨く”習慣づけができるはず。

ミルフィーユ ファイバークロス

2枚のマイクロファイバーの間に薄いスポンジが挟まったクロス。吸水性が高く、から拭きはもちろん水拭き、下記の「シンク職人」など洗剤使用の磨きに力を発揮します。
1078円

技職人魂 シンク職人

2種類の界面活性剤と有機酸で汚れを溶かし、傷が付かない超微粒子研磨剤で磨き上げます。シンクや洗面台など水回りの汚れの膜を1枚剝がしたようにキレイに仕上げます。グラスなどのくすみ除去、IHコンロの清掃にも。
1100円

ウルトラハードクリーナー

なかなか落ちない鏡のウロコ、水垢落としに力を発揮する、クリームタイプの超強力洗剤。クエン酸が汚れを中和分解し研磨剤が一掃します。ひどい汚れには、一定時間置いておく「湿布方式」の磨き上げも効果的!
1711円

電動掃除ブラシ スーパーソニックスクラバー 本体セット

ヘッドが1分間に8000回の高速反復回転し、力を入れず効率的に汚れを除去できます。電池を入れても200gと軽量。2種のブラシと4種のパッドでさまざまな汚れや場所に対応できます。靴洗いにも使えますよ。
2200円

IHガラス天板スティック

水や洗剤を使わずにIHのガンコな汚れをこすって落とすガラス天板(電磁調理器、ガラストップコンロ)専用のクリーナー。ヘッドはマジックテープで簡単に付け替えできます。握りやすくこすりやすい形状です。
528円

取材協力

店舗情報

東急ハンズ熊本店

住所
熊本市中央区手取本町6‐1 鶴屋 東館6F
TEL
096-351-0109
店舗ホームページ
https://kumamoto.tokyu-hands.co.jp/
営業時間
10時〜19時 ※金・土曜と12月22日(水)、23日(木)は〜19時30分、12月31日(金)は~18時
休業日
1月1日(土)、火曜不定(鶴屋に準じる)