【433号】温活で秋バテ予防!

「夏バテ」ならぬ「秋バテ」の症状を訴える人が近年増えているそうです。秋バテとは、夏場の生活習慣が原因で、秋になって、心身に不調を来すこと。読者スタッフが、健康管理の専門家に予防のポイントを聞いてきました。

秋バテの原因は「体の冷え」 食事、運動、休養が予防のポイント

「秋バテの一番の原因は、夏の間に冷房が効いた部屋で一日中過ごしたり、冷たい食べ物や飲み物を取り過ぎたりして、体が冷えること」と日赤熊本健康管理センターの管理栄養士・嶋田けいさん。「予防には体が温まる食事を考え、1日3食しっかり取ることが大切です」とアドバイスします。

軽い運動や、しっかり休養を取ることも秋バテの予防に効果的だそう。「運動によって内臓や筋肉の働きを活発にし、血液循環を促すことで体が温まります。無理なくできる運動として、ストレッチがおすすめです。股関節と体側は寝たままの状態で伸ばすことができます。できるだけ毎日継続しましょう」と同センターの運動指導士・堤美郷さん。「体を動かして血行が良くなると手足が温まり、寝付きも良くなりますよ」

教えてくれた人

日赤熊本健康管理センター
管理栄養士・嶋田けいさん(右) 運動指導士・堤 美郷さん

日赤熊本健康管理センター 管理栄養士・嶋田けいさん(右) 運動指導士・堤 美郷さん


3ヵ条 その1 食事

さっぱりと食べられて食欲がないときにぴったり、「サムゲタン風鍋」のレシピをご紹介。ショウガが効いて体の中から温まりますよ。
※ショウガに含まれる成分のジンゲオールとショウガオールには、血行を良くし体を温める効果があります

食欲がなくてもスルスル入る サムゲタン風鍋(ショウガの蜂蜜酢漬け入り)

詳しいレシピはこちら

ショウガの蜂蜜酢漬け

詳しいレシピはこちら

教えて! 先生

Q.鶏肉の塊が苦手です。ミンチ肉で代用できますか?

A.大丈夫です。鶏肉が苦手な方は白身魚で代用してもOK。淡白で食べやすく、消化吸収も高まりますよ。

Q.他に入れるとすれば、どんな食材がよいですか?

A.おすすめはジャガイモ。豊富に含まれるカリウムには、血圧を下げ、利尿作用を促す働きがあります。冷蔵庫の残り野菜で、具だくさんにしてもいいですね。


3ヵ条 その2 ストレッチ

就寝前のストレッチは、筋肉の凝りをほぐすだけでなく、副交感神経にも働き掛け、眠りの準備を整えてくれます。普通に呼吸しながら、無理のない範囲で10~20秒ほど行いましょう。

腰〜体側を伸ばす

右手で左手の手首を握り、両足をそろえる。腕を頭の上に伸ばし、背伸びをする要領で全身をしっかり伸ばす。

右手で左手の手首を握り、両足をそろえる。腕を頭の上に伸ばし、背伸びをする要領で全身をしっかり伸ばす。

右手で左手を引きながら体を傾ける。同時に、そろえた両足を右方向に動かし、弓なりになる。反対側も行う。

右手で左手を引きながら体を傾ける。同時に、そろえた両足を右方向に動かし、弓なりになる。反対側も行う。

股関節を伸ばす

あおむけのまま足裏を合わせる。そのまま膝を緩めて開く。


3ヵ条 その3 休養

質の良い睡眠は、体の疲れを早期に回復させ、秋バテ予防に効果的です。リラックス効果が高まると、睡眠の質が上がりますよ。

【睡眠の質を上げる3つのテクニック】

(1)部屋を暗くする
(2)ヒーリングミュージックをかける
(3)アロマテラピーを取り入れる


取材を終えて

わが家でショウガ入りの肉団子と雑穀米を使ってサムゲタン風鍋を作ってみました。子どもにも大好評で、これからも頻繁に作りたいですね。ストレッチは寝ながらできるので、そのまま眠ってしまいました。
(読者スタッフ・小山知枝さん)

サムゲタン風鍋は体の中から温まり、食べた後もずっとポカポカしていました。冬瓜の代わりに大根おろしを入れてもおいしかったですよ。ストレッチは心地よい程度に伸ばすと、ゆっくりと眠れました。
(読者スタッフ・西島明美さん)