【492号】秋のお呼ばれ&お出かけに 今どき セルフヘアアレンジ
結婚式などのお祝い事や友人・知人とのパーティーなど、秋はなにかとお呼ばれやお出かけの機会が増える季節。シーンによって気に入ったヘアアレンジができれば重宝しますよね。読者スタッフが、自分で簡単にできる“今どき”アレンジをプロのスタイリストに教えてもらいました。
毛束を適度にほぐすのが"今どき風"のポイント
SNSや雑誌で見るヘアアレンジは難しそうですが、コツをつかめば、意外と簡単にできるそう。美容室「JARAN JARAN」の下山洋介さんは「今どき風に見せるには、毛束を適度にほぐすのがポイント」と言います。またルーズなほど、こなれ感が出てオシャレになるとも。「仕上げた後は自分のヘアスタイルに自信を持つことが大切です。ぜひ試してみてください」
教えてくれたのは
JARAN JARAN スタイリスト
立山 真佐代さん(左)、下山 洋介さん
サロン業務のほか、CM撮影や広告、雑誌、スチール、テレビ番組、映画、ドラマ、ブライダルなどのヘアメイクとスタイリングを手掛ける。県内外で活躍中。
取材・撮影協力/JARAN JARAN
Short Hair
読者スタッフ
中島理香さん
髪が短く、マンネリなヘアスタイルが悩み。アレンジの方法やバリエーションを覚えたいです。
フォーマルstyle
編み込みカチューシャ
編み込みを作り、カチューシャのように見せるスタイル。ショートでも華やかな印象に仕上がり、結婚式やパーティーなどでオススメ。
(1)
コテを使って全体的に外ハネを作り、ヘアワックスをなじませる。8:2の割合で髪の毛を分ける。
(2)
両サイドの耳上の位置に編み込みを作り、毛先をゴムで留めてほぐす。
ワンポイント
トップにボリュームが出るようにすると、より華やかな印象に
(3)
(2)の結び目を耳の後ろに隠してピンで留める。
カジュアルstyle
"見せピン"アレンジ
トレンドの“外ハネ”スタイル。髪の毛が短くても取り入れることができ、今どきっぽい雰囲気に仕上がります。見せピンを使うのもオシャレ!
(1)
8:2の割合で髪の毛を分け、毛先を所々、外巻きにする。
(2)
少ない方の毛束を耳にかけ、見せピンで留める。
ワンポイント
分け目をジグザグにすると髪の毛に動きが出ます
(3)
ヘアオイルを付けて束感を出す。
ワンポイント
前髪を薄くしてシースルーバングを作れば、トレンド感がさらにアップ!
Long Hair
読者スタッフ
平田美幸さん
ラフなスタイルは生活感が出そうで不安…。どのように崩せばオシャレに見えるのか知りたいです。
フォーマルstyle
"ゆるふわ"アップ
華やかなハーフアップスタイルは、お呼ばれシーンにぴったり。後れ毛を少し残して巻き、ルーズさを演出するのがポイントです。
(1)
両サイドを残してトップから1/3の髪の毛をまとめ、ゴムで留める。所々、毛束を少量ずつ引っ張りルーズ感を出す。
(2)
両サイド以外の髪の毛を三つ編みにしてゴムで留め、毛先を丸めてゴムに挟み込む。三つ編みをほぐす。
(3)
三つ編みを、結び目が内側になるように丸め、両サイドからピンで固定する。
(4)
残していた両サイドの髪の毛をねじって、毛先を反対側の耳の後ろで、ピンで留める。
ワンポイント
後れ毛をコテで巻くとルーズな印象に
カジュアルstyle
簡単 三つ編みお団子
デイリーに使えるお団子スタイル。ヘアを片方に寄せる“サイドアップ”は、こなれ感抜群です。ルーズにほぐしてラフな雰囲気をプラス。
(1)
耳の後ろの少し下の位置で一つにまとめてゴムで留める。結び目が崩れないように押さえながら、毛束をひとつまみずつ浮かせるように引っ張る。
ワンポイント
スプレーをしておくと型崩れを防げます
(2)
(1)を三つ編みして、毛先をゴムで留めてからほぐす。
(3)
(2)の毛束を結び目に巻き付け、ピンを使って3方向から結び目に固定する。
取材を終えて
平田美幸さん
ほんのひと手間で印象を変えられることを実感しました。自宅で練習して、こなれ感のある魅力的な大人の女性を目指します!
中島理香さん
ショートなので、ヘアアレンジは無理だと諦めていました。でも、簡単な方法を教えてもらえたので、これから実践していきたいと思います
コメント
0