日々の暮らしのちょっと難解なお悩みに、弁護士や司法書士など専門士業の先生たちが答えます。
協力/熊本県専門士業団体連絡協議会


起業したものの経理が分からず不安…

Q.会社を設立し事業を始めました。ただ、経理のことがよく分からず、来年の確定申告のことも心配になり友人に相談したところ、公認会計士を紹介すると言われました。任せても大丈夫でしょうか?(熊本市 40代 女性)
A.税務士登録をしている公認会計士に相談を

公認会計士(以下、会計士)は、税理士に比べてまだまだ知名度が低いのが実状と思われます。会計士は主として企業の財務諸表を監査し、それが会計基準に照らして適正かどうかについての意見を表すことを仕事としています。

その対象は、上場し国際的に活動しているような大きな会社から小さな会社までさまざまです。また会社だけでなく、学校法人や生協なども対象となることがあり、最近では社会福祉法人の監査が昨年から、病院は今年から始まるなど監査の範囲が広がりつつあります。その他にコンサルティング、例えば資金繰りや在庫管理、経営計画といった諸問題についての相談・助言など幅広く行っています。

一方、税理士はご存じのように税務についての代理業務、書類作成、相談を行います。会計士、税理士はそれぞれ独占業務ですので、監査は会計士のみが、税務は税理士のみが行うこととなります。ただ、会計士はその資格のまま税理士となることができ、税理士登録をすれば税務業務を行うことができます。逆に税理士が会計士になることはできません。

熊本県には60数名の会計士がおり、その多くが税理士登録をしています。ご相談の中の会計士が税理士登録をしていれば、日頃の経理から確定申告までの全てを任せることができます。大小を問わず数多くの会社や業種を見てきているので、的確なアドバイスをしてくれるでしょう。

公認会計士 松本 和久

相談募集

はがき・封書 〒860‐8506 すぱいす「お悩み相談」係(宛先住所は不要)
メール spice.spice@kumanichi.co.jp
☆気軽にお寄せください