日々の暮らしのちょっと難解なお悩みに、弁護士や司法書士など専門士業の先生たちが答えます。
協力/熊本県専門士業団体連絡協議会

公認会計士に興味が。女性でも働きやすい?

Q.大学在学中で、進路について悩んでいます。専門性を持ちたいので国家資格の取得に興味がありますが、公認会計士とはどのような資格でしょうか? 女性にとって働きやすい職業ですか?(20代 女性)
A.主に会計監査を行う職業で、女性も増えています

公認会計士は、国家試験である公認会計士試験に合格した者だけに与えられる資格で、弁護士、不動産鑑定士と並ぶ3大国家資格の一つともいわれます。監査(企業等の決算書が正しく作成されているかどうかを確かめること)と会計の専門家として、企業等の公正な経済活動と社会の健全な発展に重要な役割を果たしています。

近年では一定規模以上の社会福祉法人、医療法人、農業協同組合なども監査対象となり、その範囲が拡大しています。税理士登録をすることで税務業務も行うことができるほか、独立開業や企業等で専門家として勤務するなど、幅広い分野で活躍が期待されます。

公認会計士になるには、公認会計士試験に合格した後、2年の実務経験を積むとともに、原則として3年間、実務補習所という教育機関に通って必要な単位を取得しなければなりません。そして最終試験(修了考査)に合格すれば、公認会計士の資格が与えられます。

全国の公認会計士の会員数は2017年12月末時点で3万316人。そのうち4220人が女性で(約14%)、年々増えてきています。公認会計士という資格を取得していることから、専門家として男女対等に仕事をすることができますし、ライフイベント(結婚、育児、介護など)のためにいったん仕事を辞めた場合でも、多くの方がスムーズに復職しています。

公認会計士 本吉幸雄

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