日々の暮らしのちょっと難解なお悩みに、弁護士や司法書士など専門士業の先生たちが答えます。
協力/熊本県専門士業団体連絡協議会

外国人従業員の妻を日本に呼び寄せたい

Q.私は貿易業を営んでおり、通訳の外国人A君を採用しています。このA君が、母国にいる奥さまを呼んで日本で一緒に生活したいと言っています。呼ぶ方法はあるのでしょうか? (50代 男性)
A.在留資格によっては呼べる可能性があります

ご相談にあるAさんは、日本で通訳のお仕事をされているとのこと。出入国管理および難民認定法において、Aさんは「技術・人文知識・国際業務」という在留資格に基づき働いているはずです。その場合、「家族滞在」という在留資格で、扶養している奥さまを日本に呼ぶことは可能です。ただし、「家族滞在」は扶養している奥さまやお子さんのみ呼ぶことが可能な在留資格です。両親、兄弟姉妹を「家族滞在」で呼ぶことはできないので注意が必要です。

では、どのように手続を進めていけばいいのでしょうか。まず、出入国在留管理局に「在留資格認定証明書交付申請」を行います。外国人が「短期滞在」以外の在留資格で日本に上陸しようとする場合には,申請に基づき法務大臣が在留資格に関する上陸条件の適合性を審査します。その結果、当該条件に適合する場合にその旨の証明書を交付できることを定めています。

上記の「在留資格認定証明書」が交付されたら、これを母国の奥さまに送り、日本国領事館などに提示し、査証(VISA)の申請・発給後、日本の出入国港での上陸申請・審査・許可を経て日本に上陸することができます。

在留資格認定証明書交付申請には、添付書類も含め準備が必要です。ご不明な点があったら、お近くの行政書士にご相談ください。

行政書士 櫻田 直己

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