何事も失敗はつきもの。しかしその失敗の捉え方が、5年後、10年後の成長に大きく関わってくるそうです。
Lesson.4 「失敗の重ね方(1)」
失敗を繰り返さないために日頃からメモを取る習慣を付けましょう
仕事をしていると、ほとんどの人が失敗を経験しているはずです。中には、失敗が続くことで自信がなくなり、能力を発揮する前に辞めてしまうという人も多くいます。
では、失敗を繰り返さないためにはどうすればよいのでしょう。新人のうちはできなくて当たり前。怒られたり、指摘されたりすることも、『ありがとうございます』と感謝の気持ちで受け止めることが大切です。
失敗したことについては、原因とその対処法を確認し、必ずメモを取るようにしましょう。人間は、頭の中では理解できていても、忘れてしまうということがよくあります。その都度メモを確認すれば、同じ失敗は回避できるはずです。
また、時間に追われて、失敗してしまうというケースもよくあります。時間管理が上手な人は、失敗も少ないように感じます。余裕を持って仕事をしていると、万が一失敗をしていても軌道修正ができます。
しかし、何をやっても失敗してしまうという人は、一度気持ちのリセットが必要です。自分だけで解決しようとせず、身近な先輩や同僚に相談し助言を求めると、解決のヒントが見つかるかもしれません。失敗によるストレスをため込まないことも大切です。
失敗は、捉え方によっては5年後、10年後、自分を大きく成長させる糧となるものです。ネガティブに捉えず、ポジティブに向き合っていきましょう。
キャリアコンサルタント
森田 裕子さん
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