失敗をした時、一度立ち止まり考えることで、自分が起こしやすいミスの癖に気付くことがあるそうです。

Lesson.5 「失敗の重ね方(2)」

“これくらい”という安易な考えが 会社存続に関わる重大なミスにつながることも

何事にも失敗はつきものです。しかし、その失敗が同僚や上司の信頼をなくすばかりでなく、取引先の信頼までも損なうことがあると考えたことはありますか。

失敗の受け止め方には、大きく2つあります。大変なことをしてしまった、どうして失敗をしてしまったのだろうと思う「課題発見・解決型」。もう一つは、自分は悪くない(誰も教えてくれなかった)、または、これくらい大したことはないと思う「自分保身型」です。

同じ失敗をしても、前者は自分の失敗に気付き、原因を考え、そのことによる会社の不利益にまで考えが及び、改善策も見えてきます。また、上司への報告・相談等により、大事に至らないケースも多くなります。

問題は後者です。自分は悪くないという考えが前提にあるので、大したことはないと思い込んだり、隠そうとしたりする傾向があります。その自己判断が、場合によっては会社の存続に関わる重大な事態になりかねません。職場においては、小さなミスでも「報告」「連絡」「相談」(ホウレンソウ)をすることが基本です。その繰り返しの中で、「相談すべきこと」と「自分で解決できること」の判断力も身に付いてきます。

失敗でいつも周りを巻き込んだり、大ごとになったりする人は、失敗の受け止め方を振り返ってみてください。自身の課題(クセ)に気付き、解決を図る努力で大きな失敗につながることはなくなっていくと思います。

キャリアコンサルタント
広瀬美貴子さん