仕事をする上で大切な意識の持ち方。自分の役割から、周囲の期待へ目が向けられるようになると、大きな成長につながります。

Lesson.10 「仕事をする上での心構え(2)」

「私の仕事はココまで」では、成長は望めません 周りの期待値の少し上を意識することが大切

皆さんが仕事をする際に大切にしていることは何ですか。一人一人には、課せられた仕事の役割があり、まずはそれを確実に仕上げることが求められます。これが「役割意識」で、自分が果たさねばならない役割を理解し、それを果たすために力を注ごうとする自分に向けられた意識です。

役割意識をクリアできたら、次のステップが「期待意識」です。これは、周囲が自分に何を期待しているのか、自分に求められているものは何かを理解しようというもので、他人に向けられた意識です。

しかし中には、「私の仕事はココまでだから、これ以上はする必要はない」と、役割以上の仕事に目を向けられない人もいます。ただ、自分の役割に制限を設けてしまうと、それ以上の成長は望めません。例えば、会議の議事録を頼まれた場合、ただ会議の流れを記録するだけの人と、会社の流れを把握しようと意識して努力する人は違います。

働くということは、いろんな人との関わりの中で成り立っています。周りの人から自分に向けられている期待や、求められていることに配慮ができると、仕事の質が変わってくるのです。

私は仕事する上で、周りが自分に期待している、ほんの少し上を意識して仕事をすることを心掛けています。そこを意識することで、自分の足りないものや課題が見つかることもあります。仕事をする上で、自分から他人へ意識を向けられるようになると、成長の幅も広がるはずです。

キャリアコンサルタント
広瀬 美貴子さん