前回はキャリアパスとは何かについて学びました。今回は長期的なキャリアパスの考え方を見てみましょう。

Lesson.26 「キャリアパス(3)」

自分の足りないところ、自信のない部分を強化 パスをどうつなぐか見定め、一歩ずつ前進!

短期目標を考える時、まずは数年後、自分がどんな仕事をしていたいのか思い描くと、自分に足りないものや今取り組むべきことが見えてきます。例えば、早くリーダーになりたいという人は、ビジネスの基礎スキルだけでなく、対人スキルを磨くことも重要です。一つ一つ目の前の課題に真剣に取り組むことが個人の力になります。

子育て中の人にとっては、1〜2年という短い期間でも、状況が目まぐるしく変わります。私自身も小2、小4の子育て真っただ中。児童育成クラブを利用できないなど「小4の壁」に悩まされています。しかし今は、子どもに手が掛からなくなる数年後をイメージしながら、自分に足りない部分を強化する時期と捉えています。

環境は人それぞれです。一足飛びに最終的な目標に向かうのではなく、少し先の目標に向かうために、最初のパスをどうつなぐかを見定め、一歩ずつ前進することが大切です。仕事にブランクのある人は、職業訓練や通信教育などを利用してみるのもよいでしょう。また自分の目指す目標を周りに発信することも大切です。伝え続けることで、思いもよらぬところから、キャリアアップにつながる情報が入ってくることもあります。

スモールステップをつないでいく際は、自分を俯瞰(ふかん)してみることを忘れずに。立ち止まって、自分の思い描いたビジョンを見直すことも時には必要です。

キャリアコンサルタント 小佐井佳奈子さん