有給休暇や産前・産後、育児休暇など、長期休暇を取る際、気を付けておきたいことについて考えてみましょう。

Lesson.30 「長期休暇に入るとき」

“休暇”は労働者の権利ではあるけれど、時期や期間など周囲への配慮も必要です

有給休暇や産前・産後、育児休暇は労働者に付与された権利です。ただ有給休暇は、いつでも好きなときに取ってよいというものではありません。組織に属している以上、業務に影響しないことを前提に、取得する時期に配慮し、不在中の引き継ぎをしっかり行うことが大切です。

また、スムーズに休暇に入れるよう、早めに会社や上司に相談し、仕事の相手先にも伝えておくことが必要ですね。

有給休暇のように、数日から数週間の休みであれば、仕事の進み方やそれに応じた準備がある程度想定できます。前倒しで準備をしたり、業務を完了しておくなど、できることは進めておきましょう。

産前・産後、育児休暇のような、長い休みを取得する際は、業務の引き継ぎ、資料の整理など、社内的な準備はスケジュールを立てて行います。また取引先へも、期日が確定したら早めに知らせます。仕事の内容によっては、その人が長期休暇に入るのであれば業務を復帰後に変更したいという案件もあるかもしれません。引き継ぎができる場合は、後任者を紹介し、仕事上迷惑がかからないよう配慮しましょう。

勤務最終日には、上司や同僚へ、妊娠中支えてもらったことへの感謝の気持ちと、復帰後また一緒に頑張りたい意志を伝えておくことを忘れず! 休暇中も近況報告のメールをするなど、会社の一員としてつながりを持っておくと、復帰もスムーズに運ぶでしょう。

接遇マナーコンサルタント 山本 直子さん

接遇マナーコンサルタント 山本 直子さん