女性管理職が増えつつある今、職務をどう捉え、遂行していけばいいのか考えてみましょう。

Lesson.33 「女性管理職の考え方・心構え」

その職場で働く意義を明確にし、原点に戻る コミュニケーション取り、視野広げる努力を

女性活躍推進法の制定により近年、女性管理職の登用を進める企業が増えています。しかしその数は、男性と比べるとまだまだ少なく、定着している企業とそうでない企業の差があるようです。

女性の管理職は、(1)もともと管理職を目指してきた人(2)成果が認められて職務を与えられている人(3)意図せずに管理職に抜擢された人―などさまざまです。(1)や(2)の人は、知識や能力、仕事における経験値も高く、職務もスムーズに果たせると思います。しかし、責任感ややる気が空回りしないよう、自分の仕事の軸をしっかり確認することが大切です。

(3)の場合、多くの男性管理職が現場を踏み、転勤や異動で多様な職務経験を持つことと比較し、経験値が低いことから厳しい目で見られることが少なくありません。まずは自分の足りないところやできないことがあることを認め、現場を知る努力をし、部下とコミュニケーションを取り、視野を広げる努力をしましょう。

また、管理職として守秘義務を守ることはもちろんですが、感情をコントロールする力も必要です。助言してくれるメンターを持つほか、時にはカウンセリングを受けてストレスを発散するのも良い方法です。
管理職としてどう職務を果たしていけばいいのか迷ったときは、その職場で働く意義を自分に問い掛け、原点に戻ってみてください。会社が管理職としてのあなたに期待している答えが見つかるかもしれません。

キャリアコンサルタント 広瀬美貴子さん

キャリアコンサルタント 広瀬美貴子さん