ここ数年、よく聞くようになった「リカレント教育」とはどんなものか、一緒に考えてみましょう

Lesson.45 「リカレント教育」

仕事に着目した"学び直し"  新たな知識、技術を習得し、時代に対応できる力を

「リカレント教育」は2018年ごろから話題になっている言葉ですが、皆さん耳にしたことはありますか。簡単にいうと、“社会人の学び直し”です。年齢や職種、雇用形態に関係なく、自身のキャリアを考え、仕事上で必要と思うことを学び直していくことを指します。興味や関心の幅を広げる、生涯教育とは違います。

私もキャリア支援や金銭教育を実践していく中で、相談者のさまざまな背景を理解した支援の必要性を感じ、48歳の時から4年間、大学(通信制)で福祉分野を学び、学士を得ました。専門的な知識を持つことで、相談者に対しての、より適切な支援につながっているのではないかと感じています。

今は一度就職すると、定年まで安泰という時代ではありません。どのような状況下でも自分の力で仕事を得ていく力を身に付けておくことが大切です。

在職者のキャリアアップ、転職も含めたキャリアチェンジ、ライフイベントなどでブランクのある人の再就職や復職。目的は多様ですが、目指すキャリアに向け、短期~長期で、社会人がより実践的に学び直すための取り組みが、産学官で進んでいます。

例えば、キャリアマネジメントやコミュニケーション論などを学ぶリカレント教育課程を新設する大学も出てきています。育児や進路変更で離職した女性が1年間のキャリア教育を受け、さらに再就職まで支援してもらえるという新たなプログラムです。学ぶことに年齢は関係ありません。自身のキャリアを今一度考え、学ぶチャンスと捉えてみてはいかがでしょうか。

キャリアコンサルタント 広瀬美貴子さん

キャリアコンサルタント 広瀬美貴子さん