社会人としてのスタートは4月からではなく、実は内定をもらった時からすでに始まっているそうです。
Lesson.2 内定をもらったらすぐに始めたい 社会人としての基礎づくり
就職活動真っただ中の人も多いと思いますが、この時季になると内定をもらっている学生も増えてきます。長かった就職活動が一段落し気持ちも緩み、夜遅いアルバイトに明け暮れたり、昼夜が逆転してしまったりするなど生活習慣が乱れてしまう学生がいます。
その結果、4月に社会人として生活をスタートしても、「朝起きられない」「やる気が出ない」など、学生気分が抜けきれず、1年もたたないうちに退職してしまうというケースも多いようです。
入社するまでの時間は、職業人としての意識を高め、会社が求める人材になるための準備期間と捉えましょう。
本を読む他、新聞に目を通して業界の動向を勉強する、企業研究を兼ね関連業種でアルバイトをしてみるのもいいですね。就職活動が終わった後も、社会にアンテナを張りいろんな情報に目を向けることが、社会人としての基礎づくりになります。
もちろん、長期の旅行など学生の時にしかできないことに時間を費やすのもいいでしょう。自分なりの過ごし方で内定後の期間を有意義に過ごし、新生活にスムーズに移行できるよう準備をしておきましょう。
※9月までに出された内定のことを「内々定」と呼ぶ場合もあります。
キャリアコンサルタント 小佐井 佳奈子さん
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