仕事への理解を深めるには、仕事をいろんな方向から見ていく力が必要なようです。

Lesson.57 「仕事理解の方法」

仕事の内容や待遇だけでなく、社会情勢や業界分析など多面的な視野で!

就職活動をする場合、皆さんはいつもどのようなところを重点的に調べますか。多くの人は、仕事の内容や環境、待遇などの労働条件だけを細かく見るのではないでしょうか。最近は、業界の現状や常識とされていることなど、全体の理解ができていない人が多いと感じます。

仕事を始める前に、すべてのことを理解できている人は少ないと思いますが、相談に来る人の中にはサービス業やシフト勤務が一般的な製造業に就職したにもかかわらず、土・日曜、祝日が休みではないことを理解しておらず、不満を持つ人もいます。業界のことをあまりに知らないことで、入社したものの過剰なストレスから、結局退職してしまうというミスマッチが起こるわけです。これは、個人にとっても会社にとっても、大きな不利益となります。入社する前に業界全体への理解を深め、その会社がどのような人材を求めているかを理解していると防げることです。

就職活動をする場合、多くの人はハローワークや求人サイト、合同説明会で情報を得ますが、業界についてより深く学びたい人は、業界セミナーで“生の声”を聞く他、専門書に目を通したり、定期的に新聞やニュースをチェックしたりするのもよいでしょう。

すでに就職している人の中にも、仕事を理解できず、方向性が見えないと悩んでいる人もいると思います。そのような人は専門の機関に相談し、客観的に自分の仕事を見てみると、違った方向から仕事への理解が深まるかもしれません。

社会保険労務士 キャリアコンサルタント 杉山友香さん

社会保険労務士 キャリアコンサルタント 杉山友香さん