今回教えてくれるのは「浦田幸助さん」

うらた こうすけ

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP(R))、一級ファイナンシャルプランニング技能士。
https://www.sfpmoney.jp/


貯蓄増へ新しい収入源の開拓も 資格取得、副業、投資など一考

【今回のスタディー】新春特別編

2022年、また新しい年が始まりますね。さて「家計簿チェック」コーナーでは、支出の削減をメインにお話しすることが多いですが、貯蓄を増やすには、積極的に収入を増やす手立てを考えることも大切です。そこで、収入を増やす方法をいくつか紹介します。

【必要な資格を取得する】

働いている職場での資格取得で収入が増える場合があります。対外的にも、初対面の人に渡す名刺に資格を書いておくことで、相手からの信用や信頼につながります。資格によっては、転職や独立が選択肢に入ることもあるでしょう。

【副業収入を考える】

副業にはさまざまな種類があり、本業の仕事に加えて、そこから収入を得ている人が多数おられます。体力的に自信があるのであれば、土・日曜に集中して働く方法があります。コツコツ稼ぐなら、インターネットを利用したアフィリエイト(成果報酬型広告)や、Webライティングなどもお勧めです。

【税金を減らすため控除を見直す】

所得税は総所得金額から所得控除を引いたものに課税されます。従って、控除額を増やせば税金が安くなり、手取り額が増えることになります。納税者の所得によって変わりますが、例として、「配偶者控除」「配偶者特別控除」を使えば、最高38万円の控除を受けられます。また、子どもや親を扶養に入れれば、「扶養控除」を使うことも。そのほか、家族が一年間に使った医療費から受け取った保険金の額を引いた金額を「医療費控除」として控除できます。さらに、民間の保険「生命保険控除」「介護医療保険料控除」「個人年金保険料控除」は合計12万円までの控除が使えるため、有効活用しましょう。iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入も、掛け金が「小規模企業共済等掛金控除」に該当し全額が控除されます。

【投資にチャレンジ】

株式や投資信託などの金融資産やアパート・マンションなどの賃貸用物件の不動産への投資で、配当金や賃貸収入を得ることができます。ただし、これらはリスクもあるため、少額から徐々に長期的な視点で行うことをお勧めします。

新しいことに取り組む際は…

新しいことに取り組む際、頭に入れておきたいのが、時間とお金です。資格の取得も、投資も、一定のお金や時間が必要な場合があります。しかし、最近では動画サイトなどで、無料で資格講座や投資講座などを受けられるものもあります。無料のため信頼性に欠けることもありますが、手始めに勉強してみて、いけそうだと思ったら、ちょっとお金をかけてみるのもよいでしょう。

始めた後は、いかに継続するかが大切です。疲れていたり忙しかったりという時は、いつもより時間を短くするなど、量を減らすようにして、毎日少しずつでも取り組むことが肝心です。


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くまにち すぱいす 「家計簿チェック」係
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次回の予定は

老後の資金は、ある程度確保済み
今後満期を迎える保険はどうすべき?

お楽しみに!