新春 特別編

“変化”を踏まえて考えたい未来 不安は多いけど可能性にも目を向けて

いよいよ2018年。さあ、新年はどんな年になるのでしょうか。後に振り返ったときに、産業革命や明治維新とも並ぶような時代の大きな転換点に立っている気がしているのは、きっと私だけではないでしょう。

ライフプランに必要な「前提」

さて、家計管理や金融資産運用、保険などのマネープランは全て、「この先どんな生活を送りたいか?」というライフプランに基づきます。そして、個別相談に携わる中でたびたび感じるのは、そのライフプランについて、多くの人が今の生活、今の社会環境がこの先も変わらず続いていくことを前提に未来をイメージしているということです。

例えば、スマートフォン。20年前にはイメージすらできなかったものが、今やすっかり生活必需品となっています。そして、寿命の伸び。“人生100年時代”に突入しつつある中、60歳で定年退職し、65歳からは蓄えを取り崩しながら年金生活を送るというモデルは、20年、30年先も本当に続いているのでしょうか。

教育しかり、エネルギーしかり。変わらないほうがむしろ不自然で…。「あらゆるものは変化する」ことを前提として捉えておくべきではないかと思うのです。

変化を楽しむ柔軟性を持って

先々を見据え、手堅く備えて蓄えて…も、もちろん大切です。一方で、未来をあまり憂慮しすぎないことも、これまた大切なんじゃないかなぁ…と感じます。

「病気になったら…」よりも健康の維持増進を! 「収入が増えなかったら…」よりも稼ぐ力の向上を! さまざまな形で投資も必要となりますが、そのほうがずっと幸せでいられる気がしませんか?

鍵となるのは、変化を楽しむ柔軟性。不安より可能性に目を向けて、日々を豊かに送っていきたいものですね。2018年も、ご一緒に一歩一歩。よろしくお願いいたします。

人の成長も複利運用!?

月々1万円を30年間積み立てると、いくらになるでしょう? 答えは…金利次第。1%なら421万円、3%なら588万円、6%なら1006万円です。「そんな金利いまどきどこに?」と言われてしまいそうですが、数字はものの例え。ここで大切なのは、どの金利でも、たった1年では数千円の差しか生まないということです。

大差が生まれる理由は、利息にも利息が付いて成果となるから。このような運用を“複利”と呼びます。これって、人の成長にも当てはまると思いませんか。仕事や健康、趣味…。日々の小さな努力も、長期間積み重ねれば途方もない実力になるということですね。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に『佐藤ななみのおかねの教室』を主宰。家計・住宅・保険・資産運用の講座や相談業務を展開中。書類整理やフリーランス向けワークショップも人気。
https://kakei773.com

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娘の進学先次第で家計に影響
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