今回教えてくれるのは「浦田幸助さん」

うらた こうすけ

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。
https://www.sfpmoney.jp/


一定の要件満たす場合に適用 消費増税に伴う負担増を軽減

【今回のスタディー】住宅ローン控除の特例

初めまして、ファイナンシャルプランナーの浦田です。今回から佐藤ななみさんと共にこのコーナーを担当することになりました。よろしくお願いします。

春は何かと新しいことを始めたい季節ですが、マイホームの購入については、季節的な要素はあまりなく、子どもさんの成長などライフイベント的な理由で決める方が多いと思います。住宅購入には資金計画がとても重要で、その中心となるのが、恐らく住宅ローンでしょう。今回は税金の負担が軽くなる住宅ローン控除について紹介します。

確定申告が必要

この制度では、年末の住宅ローン残高に対し、源泉徴収された税金が還付されます。控除を受けるには確定申告を行います。ただし会社員は、控除の1年目に確定申告をすれば、2年目以降は確定申告の必要はなく、会社が行っている年末調整のみとなります。

控除額は所得税の税金還付という形で戻ってきます。所得税額から控除しきれない場合は、上限がありますが住民税からも還付を受けることができます。

控除期間が3年延長

消費税率10%への引き上げに伴い、一定の要件を満たす場合に、住宅ローンの控除期間が従来の10年から13年に3年延長されました。2%の増税分を控除により相殺しようというものです。

入居後10年間の住宅ローン控除はこれまでと同じ(年末のローン残高の1%)ですが、11年目以降の3年間は①年末のローン残高(上限4000万円)の1%分と、②住宅購入価格(上限4000万円)の2%を3等分した金額の、いずれか少ない方の額が控除されます(※)。

注意すべきは、「3年延長」の適用は、消費税率10%で住宅を購入し、令和3年12月31日までに入居する方に限られる点です。そのため、戸建ての注文住宅などの購入を考えている方は、そろそろ計画を具体化していく必要があるでしょう。

家計相談・家計学コーナーを衣替え! 講師にFP・浦田幸助さんが加入

「ななみ先生の家計相談QandA」と「ななみ先生のちゃっかり!家計学」の両コーナーを今号からリニューアル。タイトルもそれぞれ、「“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック」「知りたい!お金の話」と改めお届けします。

講師には、おなじみの佐藤ななみさんに加え、新たにファイナンシャルプランナー(FP)の浦田幸助さんが登場。お二人に、読者の皆さんから寄せられた家計のいろんなお悩みにさまざまな角度からアドバイスしてもらうとともに、お金にまつわる身近でタイムリーなテーマについて分かりやすく解説していただきます。ご期待ください!


相談者募集!

家計簿チェックをしてほしい読者を募集しています。紙上では仮名とさせていただきます。家計収支表(紙面参照)と住所・氏名・電話番号を書いて下記へ。WEBでも受け付け中!

〒860-8506 ※宛先住所は不要
くまにち すぱいす 「家計簿チェック」係
FAX 096-372-8710
spice.spice@kumanichi.co.jp

採用分には商品券3000円分進呈。


次回の予定は

ひとり親家庭で、パート先の会社が倒産
当面の生活、将来に向け、今できることは?

お楽しみに!