今回答えてくれるのは 佐藤ななみさん

コロナの影響で収入が減少 クレジットの未納分はどうすれば?

Q.

独身で1人暮らしの会社員です。コロナの影響で仕事が減り、14万円ほどあった手取りが10万円に減りました。最近、ダブルワークを始めたことで、月4万円前後は収入を回復できる見込みです。

赤字が続いた間、生活費を見直してできるだけ抑えましたが、あと5万円ほど残っている過去のクレジット未納分がなかなか支払えず、どうすべきかと悩んでいます。

生命保険は、就業不能やがんの保障、将来の出産に備えた医療保険などに1万円を、5年ほど前、利率が下がる前に入ることができた個人年金に1万円を支払っています。

A.

コロナの影響で3割もの減収が続く中、「安易にキャッシングすればもっと追い込まれる」と踏みとどまっておられます。収入回復のめどが立ったそうで一安心ですが、どうかご無理なさいませんように。

さて、クレジットの未納分の件。利息分だけ毎月、数百円ずつ支払っているそう。残高がさほど大きくないことが幸いですが、積み重なればそれなりの金額ですから早く解決してしまいたいですね。これに対する私からのご提案は「個人年金保険を解約し、解約返戻金を返済に充てる」です。

契約中の個人年金保険の予定利率は、契約時期から1.35%と思われます。保険の予定利率は、預金と比較すると数字はかなり大きく見えますが、この利率で積み立てられるのは「払込保険料から保険費用を差し引いた額」だけです。最終的な受取額から逆算したところ、保険料のうち1割ほどが保険費用として差し引かれているようですよ。

残り30年、最終回まで払い込んだ場合の積み立て額を、払込総額に対する複利率に換算してみたところ0.34%となりました。そこに至るまで、これから25年前後は元本割れが生じ続けることを考えても、早期に損切りして、つみたてNISAにシフトした方が得策かと思います。保障型の保険も内容にダブりがないか再度確認してみてください。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に、家計・住宅資金・保険・資産運用・終活に関する個別相談業務やセミナーを展開中。YouTubeチャンネルでもお金の情報を分かりやすく発信。
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