今回答えてくれるのは 佐藤ななみさん

仕事を増やすと扶養から外れることに… 扶養内で働いた方がいい?

Q.

2人目の出産後、フルタイム復帰が難しく、前の職場を退職しました。現在は下の子を実家に預けて短時間のパート(扶養内)で働いています。

新年度からは、上の子は小学校へ入学、下の子は保育園へ入園する予定ですので、徐々に働く時間を増やすことも考えています。そうなると扶養から外れることになりますが、社会保険の加入要件(週20時間)は満たせないと思うので、国民健康保険料など負担が増えてしまいそうで心配です。やはり当面は扶養内に抑えた方がいいのでしょうか。

節税と老後資金のため、夫名義でiDeCoの加入も考えています。

A.

厚生年金・健康保険の所定労働時間に未達ながら、扶養にも入れない状況が想定されるのは、専門職で時給が高いことが理由ですね。国民年金・国民健康保険の負担は気になるものの、これは紛れもなくトトロさんの強みであり一時的なこと。バランスを取りつつ乗り切りましょう。

現在の収入は扶養要件の130万円を若干、下回る見通しですね。このラインを超えると、約15万円~の保険料負担(国民年金は一部免除)が発生し、手取りは逆に減ってしまいます。保険料負担を超えて、手取りも徐々に増えてくるのは、年収150万円を超えたあたりからとなりそうです。以上を目安に、状況に応じて最適な働き方を選んでいただけたらと思います。

iDeCoについては、住宅ローン減税との併用ですね。この場合、節税効果は若干、下がるケースもあることを知っておいてください。主たる目的はあくまで老後資金づくりであり、節税は“おまけ”と捉えておけば問題ないでしょう。これから30年前後という長期の取り組みであることを前提に、しっかり育つファンドを選びたいですね。現状、先進国株を中心に構成するのが王道かと思います。

教育資金ほか各種資金も使途に応じてバランスよく準備されています。これからも安定感のある家計を維持していってください。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に、家計・住宅資金・保険・資産運用・終活に関する個別相談業務やセミナーを展開中。YouTubeチャンネルでもお金の情報を分かりやすく発信。
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