"お金のプロ"がズバリ!家計簿チェック

今回答えてくれるのは 佐藤ななみさん

Q.

子どもの就学に合わせてマイホーム取得を検討しています。結婚して5年の間に2回の出産と3回の引っ越しを行っており、手元に貯蓄がありません。

車のローンは2台分で、1台は数カ月のうちに残り約50万円を、あと1台は3年後に残価120万円を一括返済するつもりです。同じく3年後には奨学金も終わりますが、それまでの間は住宅資金にまで手が回らない気がして不安です。

生命保険料は2万円強が夫婦の医療保険、残りは貯蓄目的のドル建て終身保険と個人年金です。ドル建ての分は続けるべきか迷いつつ、払い込み期間10年のうち6年が経過しました。

A.

希望額の住宅ローンを借りられるよう、また無理のない計画で返済を開始できるよう、住宅購入までに車のローンを優先的に完済しておく方針ですね。

収支表を拝見すると、年130万円超の黒字。これを確実に蓄えられれば、車ローン完済と住宅資金準備の両立も十分に可能だと思います。一方で気になるのは「固定費や日常生活費以外の突発的な支出が把握できていない」とおっしゃる点。「突発的」とご認識の支出は、本当に特例的なものなのでしょうか。毎月同じように出ていくわけではないにせよ、数カ月~年単位で発生する支出は、経常的なものとして扱うべきです。今一度、収支を洗い出してみてください。

生命保険は全体的に見直しの余地がありそうです。 まず、最も重要な万一の保障について、会社員で30代前半のご夫婦であれば、健康状態が良好であることを前提に1人分月5000円も払えば十分な保障を確保できます。貯蓄目的で加入された分については、個別に検証してみないことには継続性を判断するのは難しいですね。現状でいくらの含み損となっているか、継続することで損失解消はいつ頃どの程度期待できるか、他の方法と比較して優位性は見込まれるのか。金融商品販売に誘導しないFPに客観的な試算を依頼されてはいかがでしょうか。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に、家計・住宅資金・保険・資産運用・終活に関する個別相談業務やセミナーを展開中。YouTubeチャンネルでもお金の情報を分かりやすく発信。
https://financialcoach.jp/

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