育休明け後の働き口が未定 車のローンや生命保険も気になる

Q.

今春、第1子を出産し育児休暇中です。ちょうど育休明けとなる来春に非常勤の契約期間が満了となります。私としては、元の職場に復帰したいのですが、そのためには年明けに行われる面接審査に合格する必要があるので、現在のところ確実に戻れる保証はありません。

産休・育休に伴う手当も申請したばかりでまだ入金がなく、大きな赤字に焦ります。固定的な支出を減らしたいので、車のローンを一括返済すべきかどうか迷っています。

生命保険も、お互い独身の時に加入したままなので見直しが必要ではないかと考えています。


A.

ご出産おめでとうございます。ここ数カ月、1人分の収入が丸ごと止まった状態に焦る気持ちもよく分かります。諸手当が入金されると、気持ちも少しは楽になることでしょう。

車のローンを一括返済すると、固定的支出を減らせる上に、これから支払う予定の利息5万円弱を浮かせることができます。一方で、手元資金が大幅に減少してしまうことになりますね。この先、職場復帰の面接審査が待っている状況を考えると、万が一の場合、次の職場を探すまでの空白期間が生じる可能性も考えられ、少々不安が残ります。

そこで、しばらくは現状のまま返済を継続され、職場復帰の件がはっきりした段階で決めるというのはいかがでしょうか。「借入金はできるだけ早く返したい」という気持ちも分かりますが、期限を決めて返済している以上、「期限が来るまで返さなくていい」という権利を持っているともいえるのです。これを『期限の利益』と言います。

生命保険については、現在の家族構成と家計に基づいた必要保障額を算出し直す必要がありますね。公的遺族年金から、夫死亡時は月12万円程度(金額は年金加入歴による)、妻死亡時は月8万円程度が支給されることも参考にしてください。公務員世帯の場合、職場の共済制度を最優先に選択すると有利です。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に『佐藤ななみのおかねの教室』を主宰。家計・住宅・保険・資産運用の講座や相談業務を展開中。書類整理やフリーランス向けワークショップも人気。
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