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ローン支払いが家計の負担に 改善に向けてアドバイスを【家計簿チェック】

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“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

ローン支払いが家計の負担に 改善に向けてアドバイスを

Q. ローン支払いが家計の負担に 改善に向けてアドバイスを

家を今年5月に購入しましたが、ローンの支払いが家計の負担となっています。その上、両親が体調を崩したため、実家で暮らすことになりました。そこで、家を手放そうと考えています。住宅は1680万円ほどを全額住宅ローンで購入しましたが、その残高がほとんどが残っているため、現時点で1490万円程度での売却を検討しています。

また、他にも車のローンなどがあり、毎月10万円以上のローンを支払っています。このままでは将来的に家計が不安です。アドバイスをお願いします。

A. 住宅は売却か貸し出しの検討を 車のローン軽減も考えて

住宅は、お聞きした状況だと、売却ないし貸し出しを検討すべきだと思います。もしそのまま持ち続ける場合、来年から家計は赤字になると思われるからです。

私に土地勘がありませんので、売却価格の妥当性が判断できませんが、地元の不動産業者と相談されて、とのことでしたので、1490万円での売却を前提に考えます。そうすると、ローン残高が売却価格を上回るため、約200万円の資金を用意しなければなりません。現在、貯蓄がありませんので、こちらもローンを組む必要があります。仮定した通りにうまくいって、ローンを借り入れることができれば(ローン金利を1.3%と仮定)、来年からの赤字はなくなり、60歳時点で1400万円ほど貯蓄残高が変わってくると予想されます。

一方で、想定価格で売却できない場合も考え、家計の改善を検討してみましょう。実家で暮らしているということで、食費や水道光熱費が抑えられている点は良かったと思います。

問題はローンです。特に車のローンの軽減を検討されてはいかがでしょうか。今後購入される車は、なるべくローンを組まずに買われることをお勧めします。また、現在2台お持ちとのことでしたので、可能なら1台を処分すれば、維持費も含めて家計が改善されると思います。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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