【375号】ななみ先生の家計相談 Q and A

支出増え貯蓄だけでは心配 保険の見直しに夫が消極的で…

Q.

この春、上の子が県外へ進学し、月10万円の仕送りが始まりました。3年後には、下の子の大学進学も控えており、この先しばらくは教育費がかさみます。

さらに、地震の影響で自宅の設備関係にあちこち不具合が出てしまいました。ざっと見積もっただけで140万円ほどの出費になりそうです。そろそろ老後の準備も考え始めており、貯蓄を取り崩すのが不安です。住宅ローンもあと10年ほど残っています。

以前から、夫の保険料が高いことが気になっており、「見直したい」と言っていますが、なかなか取り合ってもらえません。


A.

毎月10万円の仕送りは重いですね。ご加入の“こども保険”が近日中に満期を迎えるとのこと。仕送り2年分には若干届かないものの、満期保険金200万円は心強いですね。

そして、自宅補修の出費は本当に手痛い…。心よりお見舞い申し上げます。ここは一つ、蓄えていたおかげで借りずに済むことを前向きに捉えましょう。

保険の見直しについて、夫が消極的なのはどうしてでしょう。単に面倒なのか、それとも人間関係の事情なのか…。いずれにしても、状況が激変した今、そうも言ってはいられないはずです。正面から取り組んでいただきたいですね。万一の保障については、主に「残りの教育資金を確保できる分」が目安です。団体信用生命保険で住宅ローンが完済されれば、遺族の生活資金については、遺族年金とMさんご本人の収入で賄えるはずですので。

まずは、現在の加入内容を詳細に分析してみる必要がありそうです。どんな状態でいくらの保障がいつまで受けられるのか、具体的に把握しましょう。中には、貯蓄のつもりで加入したものもあるかもしれません。しかし、よほど高金利時代に加入した古い契約でない限り、期待するほど貯蓄になっていないのが現実です。その辺りの見極めも、少しでも早いほうが得策だといえます。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に『佐藤ななみのおかねの教室』を主宰。家計・住宅・保険・資産運用の講座や相談業務を展開中。書類整理やフリーランス向けワークショップも人気。
https://kakei773.com

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