将来に向け計画的に貯蓄したい 資産形成に「つみたてNISA」も検討

Q.

現在、2人目の産休中。春に職場復帰します。
復帰後は時短勤務(月10万円弱)の予定ですが、車のローンや保育料の増額を考えると、計画的に貯蓄するためにはフルタイム勤務しかないのかなとも思います。

学資保険は、18歳時受け取りで、自分たちで300万円、親から400万円掛けてもらっています。児童手当やお祝い金を全額貯金している分も合わせて、大学進学までに1人500万円ずつ貯(た)めるのが目標。車のローン完済後は、「つみたてNISA」を始めるつもりです。

今後、3人目も希望していますが、経済的に厳しい気がして悩んでいます。

A.

まずは結論から。ご希望なら、悩むことなく出産されてくださいね。お金は何とかするものですし、経済的にはちっとも厳しくありません。

お便りを拝見して、とても真面目で堅実な人柄が伝わってきました。住宅や車のローンについても細かく情報収集し、長期的な計画の下、実行されていますね。

そんな中、残念なのは資産形成の方法です。「個人年金と外貨年金で65歳までに1800万円貯まる予定」だそう。30年を超える長期間の積立を保険商品で行うのは、手数料や予定利率を考えると効率が良いとは言えず…。何年経過しているかは不明ですが、加入したばかりと仮定しても、運用成果は複利率で2%強というところでしょう。目標額は同じでも、期待収益率を5%に設定すると、現在の6割程度の積み立てで到達できてしまいます。

もちろん、元本保証型でそのような金融商品はありませんが、せっかく“つみたてNISA”を検討中なのですから、「株式投資信託で長期積み立て」へのシフトに真剣に取り組んでみてはいかがでしょうか。その際、一部はぜひ確定拠出年金で。これらは、少しでも早く始めて、長く続けることが肝要です。

より多くを貯蓄に回すために人生の優先順位を曲げる必要はない、ということが伝わるとうれしいです。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に『佐藤ななみのおかねの教室』を主宰。家計・住宅・保険・資産運用の講座や相談業務を展開中。書類整理やフリーランス向けワークショップも人気。
https://kakei773.com

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