猶予をもらった奨学金返済 貯金使って早く返すべき?

Q.

持病があり、定期的に県外の病院に通院しています。医療費や交通費がかさむため、月2万円弱の奨学金返済を猶予してもらっています。今しばらく猶予をいただくか、臨時収入や貯金を全て回して少しでも早く返済すべきか、悩んでいます。

学生時代から特例や免除を受けていた国民年金保険料について、最近、追納を始めました。老後の年金を極力減らすことのないように、きちんと納めたいと考えていますが、一部は既に時効が過ぎています。

そろそろ子どもを…とも思いますが不安です。将来、マイホームなど夢のまた夢でしょうか。

A.

近々、アルバイトを始めることを検討してい
るそう。そこまで体調が回復しているからこそと思うと、何よりですね。

まずは、奨学金の返済について。「貯金を全て回して」には、私は反対です。回復傾向とはいえ、まだまだ無理をする段階ではないでしょう。緊急用の予備資金は手元に確保しておくべきです。アルバイト代が入るようになってからコツコツ返済を始めませんか。

国民年金の追納は、免除や猶予を受けた保険料について10年までさかのぼって納めることのできる制度。順次訪れる時効は気になりますが、それもひと月ずつです。こちらも焦らずコツコツ取り組みましょう。

月4万円を超える保険料は、自動車保険とご夫婦の生命・医療保険ですね。内訳が不明ですが、持病のある方は、不安心理から過大な保障を設定しがち。本当に適正な内容となっているのか、見直す価値は高いと思います。公務員の場合、職場の共済を中心に組むのが基本。専門性の高い分野ですから、独りで悩まず専門家を活用しましょう。

マイホームも、新築に限定しなければ現在の家賃の範囲でも可能かと。お子さんも、もちろんお金は必要ですが、どうにかして育てていけるものではないでしょうか。まずは、お体のことを最優先に、一歩一歩進んでいきましょう。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に『佐藤ななみのおかねの教室』を主宰。家計・住宅・保険・資産運用の講座や相談業務を展開中。書類整理やフリーランス向けワークショップも人気。
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