4人の子を育てるシングルマザー 教育費が心配で貯蓄を頑張るも…

Q.

4人の子を育てるシングルマザーです。実家の近くにアパートを借りていましたが、私の仕事の都合で子どもたちを実家に泊めることも多く、親と同居するためのマイホームを購入しました。

今は私が支えてもらっていますが、親もいつまで元気でいられるか分かりません。4人分の教育費が心配で、元夫からの養育費や子どもの手当関係は全額貯蓄に回しています。私の給料だけでの生活はカツカツで、子どもたちにも我慢させ過ぎている気がします。

もう少し楽に生活しながら、将来も不安なくやっていくにはどうしたらいいでしょうか。

A.

児童手当と児童扶養手当、養育費を合わせると、ひと月あたり18万円。さらに、生命保険も大半は教育資金の準備が目的とお聞きしました。手取り収入の55%を蓄えに回している状態は、家族構成から見ても少し頑張り過ぎかも。程よく緩めることも大切ではないでしょうか。

養育費や各手当の金額をお子さんお一人ずつに案分、現在のペースでため続けることができた場合、高校卒業までにいくらたまるか計算してみました。すると、第1子およそ320万円、第2子およそ470万円、第3子およそ630万円、第4子およそ890万円という結果に。進学するにつれて、ここから多少の取り崩しが生じる可能性もありますが、かなり頼りになる金額ではないでしょうか。

実際、誰にいくらかかるかは進路次第で大幅に動きます。柔軟性を持って順番にやり繰りしていくことになるでしょう。10年を超えるような期間の長い資金については、積立投資で運用益を得ることも考えたいですね。

となると、生命保険による積立分ぐらいは生活のゆとりに費やしてもよい気がします。その一部で、小学生のお子さんたちにはお小遣い制を導入されては。やみくもに我慢させるより、お金と付き合う練習を重ねさせる方が、長期的に得るものが大きいと思います。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に『佐藤ななみのおかねの教室』を主宰。家計・住宅・保険・資産運用の講座や相談業務を展開中。書類整理やフリーランス向けワークショップも人気。
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