投資用不動産が地震で被災 補修に充てた貯蓄が大きく減り…

Q.

アパートからの家賃収入と、年金で生計を立てています。熊本地震で物件が被災し、その補修費用に充てるため蓄えを大きく取り崩しました。メンテナンス費用は、今後しばらく発生しないと思います。

子育ても終わり、4匹の愛犬とのんびり生活したいと考えています。フード代やトリミング代、予防接種費用などは必要経費です。

思ってもいなかった災害を経験しましたが、「再び…」が起こらないとも限りません。備えといえば、80歳で500万円が受け取れる養老保険ぐらいです。貯蓄も少なくなってしまった今、このままでいいのか思い悩むところです。

A.

所有している物件は今のところ満室で、安定経営ができているそうです。家計は年80万円の黒字。不動産経営で、退去者が発生するのは必然ですが、空室リスクも織り込み済みですね。その場合も慌てることなく、次の入居者を迎える準備ができるでしょう。

熊本地震は本当につらかったですね。おっしゃる通り「再び」がないとも言い切れませんが、もう一度これから積み上げていくことは可能です。着実に進んでいきましょう。

ひとつの手段として、『小規模企業共済』をご紹介します。これは、小規模事業者のために、独立行政法人である中小企業基盤整備機構が運営している積立金制度です。月1000円~7万円(1000円単位)の範囲で積み立てを行うことで、積立金の全額が所得控除の対象となり、所得税・住民税が軽減されます。積立額は、経営状態に応じて変更も可能。事業を廃止する場合に共済金を受け取ることができるほか、災害や傷病の際、また運転資金などとしても、必要に応じて一定の範囲で貸し付けを受けることができます。ただし、短期解約の場合、払戻金が積立額を下回る場合もあります。

受付窓口は、銀行や信用金庫、商工会や商工会議所、青色申告会などです。加入には一定の条件がありますので、詳細は窓口でご確認ください。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に『佐藤ななみのおかねの教室』を主宰。家計・住宅・保険・資産運用の講座や相談業務を展開中。書類整理やフリーランス向けワークショップも人気。
https://kakei773.com

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