住宅、資産形成、万一の保障… 夫と考えが合わず、どうしたら?

Q.

私はマイホーム派、夫は賃貸派。どっちがいいでしょうか。また、私はコツコツ銀行預金派、夫は以前から投資をしています。今のところ少しだけプラスにはなっていますが、これからのことを考えると心配です。どうしたらいいでしょうか。

生命保険は、私は入っていますが、夫は全く入っていません。子どもが生まれるか、私が仕事を辞めたら死亡保険には入ってくれるそうです。ただ、医療保険については、健康保険で医療費は3割負担で済むのだから入る必要はないと言います。今後、何かあったときのことを考えると不安です。

A.

住まいについては、持ち家と賃貸、それぞれ異なる利点とリスクがあります。ここは、ご夫婦で価値観を擦り合わせることが重要だと思います。

預金と投資は、目的に応じて使い分けるものです。例えば、今夏のレジャー資金を蓄えるなら銀行預金の方が、老後資金作りなど長期の資産形成には投資の方がふさわしいといえます。つまり「どちらも必要」なのですが、投資に対して心配だけが先に立ってしまうのは、それがどういうものか分からないからではないでしょうか。身近に先輩投資家がいるということなので、一緒に実践しながら学ばれるといいですね。

生命保険については、ご主人の意見に賛成です。経済的に自立したご夫婦ですから、子どもがいない間は、死亡保障の必要性は極めて低いといえます。また、医療保険は「医療費を準備する手段の一つ」ではあります。が、決してその全てではありません。そもそも保険の本来の、そして最も優れた機能が、万一のときに即座に大金を調達できることです。一般的な医療保険の給付程度の少額であれば、貯蓄で準備する方が実は合理的だったりするのです。

ご主人は、お金に対するセンスが高い人のよう。不安な気持ちは受け止めてもらいつつ、彼の考えに耳を傾けることも、とても有益なことだと思います。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に『佐藤ななみのおかねの教室』を主宰。家計・住宅・保険・資産運用の講座や相談業務を展開中。書類整理やフリーランス向けワークショップも人気。
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