結婚前提に同居をスタート 貯蓄を増やすためのアドバイスを!

Q.

結婚を前提に交際している彼と同居を始めました。生活費は、家賃や水道光熱費、食費を含め、共同で必要な金額として6万円ずつ出し合っています。

同居前から月3万5000円ずつ貯金していましたが、引っ越し費用でほぼなくなりました。強制的にためようと思い、個人年金やドル建て終身保険に加入したものの、手元の資金が増えず後悔しています。

すぐに必要な予定があるわけではありませんが、今は老後の準備よりも、緊急時や心の余裕のために、イザというときに使える流動性の貯金も殖やしていきたいです。見直し方についてアドバイスをお願いします。

A.

「最近は、積立定期預金もなかなか増えません」とのこと。生活の変化に応じて、支出状況も変わるものですよね。

今後の資産形成について、短期性・流動性に重点を置き直したいという意向に私も賛成です。老後資金も大切ですが、そこに至るまでの時間を考えると、もっとずっと手前で、他にたくさんの使途が生じるはずです。iDeCoも始めていることですし、超長期の資金は今のところこれで十分ではないでしょうか。

個人年金とドル建て終身保険は、加入して1年ほどだそう。設計書など、期間経過ごとの解約返戻金額を確認できる資料はありますか? その金額と、払込保険料累計額の差額を計算してみてください。恐らく今後かなりの期間にわたって、損失が広がっていくことになるはずです。さらに続ければ、そうした損失拡大を超えて元を取る時期もやって来るとは思いますが、それまでの期間を考えると、一日も早く損切りして、違う方法に切り替える方が合理的だと思います。

具体的には、つみたてNISAと積立定期預金の併用でいかがでしょうか。組み入れファンドは、短期・中期の資金目標とそのバランスを見ながら調整したいところです。目標額や到達期間を設定するためにも、ライフプランを立てることから始めてみませんか。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に『佐藤ななみのおかねの教室』を主宰。家計・住宅・保険・資産運用の講座や相談業務を展開中。書類整理やフリーランス向けワークショップも人気。
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