夫が首都圏で単身赴任中 家族がそろった場合、やっていける?

Q.

昨年結婚し、先日子どもが生まれました。夫は首都圏に単身赴任中で、私は実家で生活しています。

夫は当面、帰熊の見込みがなく、家を建てる予定もありません。私は、子どもが3歳ごろまでは育児に専念するつもりです。しばらくは現状の生活が続くと思いますが、家族3人で向こうで暮らすことになったら、やっていけるでしょうか。

夫が独身のときから加入している個人年金保険の見直しを考えていましたが、あと6~7年で元が取れるそうなので、それまでは続けるつもりです。つみたてNISAは、子どもの教育資金づくりを目的に始めたばかりです。

A.

ご家族3人で生活する場合、夫の勤務地でファミリー向けの住居を探すことになるのですね。家賃や生活費の増加は否めませんが、そうなると、住宅手当など収入面の増加も期待できるのではないでしょうか。また、手持ちの金融資産が充実していることから、妻が育児に専念している間は貯蓄のペースを落とすといった対応も選択できると思います。

個人年金保険について、販売員から「個人年金は大体10年で元が取れる」と言われたそうですね。解約返戻金が払込保険料累計額を上回るまでの期間は、加入した時期の予定利率や設定した払込期間に大きく左右されます。3~4年前の契約だと、よほど短期間で払い込む設計でない限り元本割れが続く期間はもっと長い可能性もあるのかと…。正確なところは、お持ちの契約について、経過期間ごとの解約返戻金を確認する必要があるでしょう。

資産形成において“時間”は最も重要な資源であると言っても過言ではありません。同じ時間を「元が取れること」に費やす場合と、他にシフトする場合とを冷静に比較してください。老後資金づくりには確定拠出型年金も有益な選択肢です。つみたてNISAとは税制の優遇内容など制度は異なりますが、核心部分である「長期積立投資を行う」という点では同じです。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に『佐藤ななみのおかねの教室』を主宰。家計・住宅・保険・資産運用の講座や相談業務を展開中。書類整理やフリーランス向けワークショップも人気。
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