収入が少なく、ギリギリでやりくり… 貯蓄や資産運用など、どうすれば?

Q.

現在、母が所有する投資用アパートの一室で生活しており住居費はかかりません。おかげで何とかやりくりできていますが、夫の収入が少なく、私も子どもが小さいためフルタイムで働けず、今後もし家賃が必要な事態になれば赤字になってしまいます。

変則的な支出もあり、財形など一定額の貯蓄ができないので、月末にお金が余れば定期預金に入金しています。iDeCoやNISAも考えましたが、車検や家電の買い替えなどを考え、窓口で下ろせることを優先しています。個人年金は始めたばかりです。

わが家の家計にアドバイスをお願いします。

A.

家賃が必要になったら…お母さまが物件をどうなさるか次第で影響を受けることをご心配ですね。起こり得ることではあるのでしょうが、現状で変更の計画があるわけでもなさそう。この先、お子さんの成長に伴って増収が可能であることを考えると、過度に不安視することはないように思います。

車検や家電の買い替え資金は、既に準備が整っていますよね。その他、突発的な支出にも、今の蓄えで大抵は対応できるはずです。iDeCoやNISAで積立投資もご検討とのこと。今後積み立てる中長期的な目的の資金は、そちらに回してはいかがでしょう。ちなみに、iDeCoは60歳まで引き出せませんが、NISAだと資金の引き出し自体はいつでも可能です。

個人年金は、これほど異常な低金利下で契約するものではありません。20~30年ほども塩漬けで構わない資金なら、それこそiDeCoに回すべき。損失が小さいうちに撤収を。

iDeCoについて、節税目的で始める人も多いですが、そこは制度の“おまけ”に過ぎません。核心は運用の中身です。これを機に、ぜひ投資の勉強も。

適切に備えることは大切ですが、起きてもいない問題を心配し過ぎても身が持ちませんよ。優秀な家計管理にどうか自信をお持ちください。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に『佐藤ななみのおかねの教室』を主宰。家計・住宅・保険・資産運用の講座や相談業務を展開中。書類整理やフリーランス向けワークショップも人気。
https://kakei773.com

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