モラハラ夫と離婚したい… 母子2人で生活していける?

Q.

夫のモラハラに耐えかね、離婚を考えています。離婚を切り出してきたのは夫の方。酔った勢いで感情を爆発させるので、都度、やり過ごしてきました。子どものためにと我慢してきましたが、限界です。

夫の収入は不明。夫担当の家賃は滞納がちで、家計にも入れてくれなくなりました。生活費に困った揚げ句、ローンを組めない夫の代わりに、私名義で借金させられました。なのに他人には気前よくおごります。

育児には積極的な夫ですが、養育費はあてになりません。離婚後は、空き家となっている実家で生活するつもりですが、母子2人でやっていけるでしょうか。

A.

金銭面だけを見るならば、実家住まいを前提に、母子2人の方がむしろ収支状況は良くなりそうです。あとは、育児に積極的な夫が欠けることで、あなたの収入に影響が出るかどうかでしょう。

あなたの所得と養育費が一定額以下である間は、『児童扶養手当(月4万2900~1万120円/第1子)』の支給が受けられます。他にも、給食費・修学旅行費の現物給付や学用品費等が給付される『就学援助』、医療費負担を1割にまで軽減してくれる『ひとり親家庭等医療費助成』の制度も頼りになります。また、将来的な高等教育の費用についても、新年度からさらに支援が拡充されます。決して楽ではないかもしれませんが、周囲の支えを受けながら、ちゃんとやっていけることを、まずはお伝えしたいと思います。

養育費は、お子さんのためのお金です。事実上の困難は想定されますが、給付を受けるために最大限の努力を払うべきかと。協議離婚なら必ず公正証書を作成しておきましょう。

カードローンは、離婚とは別に一日も早く対処してください。高利の借金に「コツコツ」は通用しません。ご契約の生命保険に契約者貸付が受けられる内容があれば、迷わずそちらに借り換えてください。借入金利は15%近くも抑えられると思います。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に『佐藤ななみのおかねの教室』を主宰。家計・住宅・保険・資産運用の講座や相談業務を展開中。書類整理やフリーランス向けワークショップも人気。
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