毎月の投資や住宅ローンの借り換え 今のまま続けるべきか、見直すべきか

Q.

銀行で勧められ、毎月、「つみたてNISA」とロボアドバイザーによる積立投資をしています。短期的な損得は気にせず、コツコツ続けるつもりで始めましたが、資金の具体的な使い道や目標額を設定しているわけではありません。

やり過ぎなのでは? と思わないではありませんが、収入の何割ぐらいを蓄えに回せばいいのか、また、やめ時はいつ頃なのか不透明なまま続けています。

住宅ローンは、35年固定金利で1・14(11年目~1・39)%。借り換えを検討する必要があるでしょうか? 団体信用生命保険は、夫に万一の場合のみ保障される契約です。

A.

資産形成のために、まずは、つみたてNISAを上限額まで活用。さらに月1万円を、資金の性質やリスク許容度などに応じてAIが自動積立してくれるロボアドバイザーで投資しているのですね。「短期的な損得は気にせずコツコツ続ける」という、積立投資における最も重要な考え方を十分理解しておられることに安心感を覚えました。

緊急時にいつでも発動できる安全資産が200万円確保できている上、育児休業中ながら実質的には黒字状態。かといって、無理な節約で我慢を重ねている雰囲気もなく、バランス感覚に優れた家計だと思います。投資額も「やり過ぎ」とは思いません。

やっておきたいのは、これから訪れるライフイベントと、それらに必要な予算を具体的に想定しておく作業です。お子さんの教育資金やご夫婦の老後資金をはじめ、車や家具・家電の買い替え資金、住宅のメンテナンス資金にレジャーや冠婚葬祭の資金など…実際の時期や金額には多少の差異が生じるとは思いますが、これらのイメージが資産運用の目標およびゴールの目安となります。

住宅ローンは、現状で借り換えの必要性は感じません。それよりも、妻に万一の場合にも一括完済できるよう、十分な金額の生命保険を準備されますよう強くお勧めします。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に『佐藤ななみのおかねの教室』を主宰。家計・住宅・保険・資産運用の講座や相談業務を展開中。書類整理やフリーランス向けワークショップも人気。
https://kakei773.com

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