3人の子どもを連れて離婚 お金のやりくりで何かできることは?

Q.

昨年、離婚しました。親権は第1子が元夫、第2子と第3子は私が持ち、3人とも私と一緒に元の家で生活しています。

養育費という形では取り決めしていませんが、家賃や光熱費、通信費と第1子の学費は引き続き元夫が負担してくれています。それでも生活費が足りないので、今も時々送金してもらっています。いずれは養育費として一定額をもらう形にし、引っ越しもしたいです。

こうした実情から、児童扶養手当は受給できていません。国民年金の免除について承認が出たので、就学援助費を申請しているところです。他にできることがあれば教えてください。

A.

実質的な生活費が収入の倍ほどという厳しい現状ですね。元夫が、お子さんたちの生活を考えてくれているようで、ひとまず安心しました。それでも、お互い前に進むために、独立した生計を速やかに確立させたいですね。

養育費の金額は、裁判所の『養育費算定表』を参考に取り決めるのが一般的です。子どもの人数、年齢、互いの収入のバランスで合意を図ったら、その内容を公正証書に残しましょう。そうすることで、万一、支払いが滞った場合に強制執行が可能となります。

児童扶養手当は、扶養者の所得と養育費の金額により受給額が決定されます。前回申請時は、算定期間の所得が高かったそうですが、状況が変われば対象となることも。次期に再び申請してみてください。

就学援助費が承認され、給食費や修学旅行費などの現物給付を受けられれば、家計も助かりますね。それでも、節約は必至の状況。また、どうにかして収入を増やす方法を考える必要もあると思います。

第2子、第3子の高校、大学などの進学費用については、今月から拡充された『高等学校等就学支援金』および新規開設の『高等教育の修学支援新制度』により大半の負担が除かれるはずです。悲観は不要、たくましく道を切り開いていただきたいと思います。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に『佐藤ななみのおかねの教室』を主宰。家計・住宅・保険・資産運用の講座や相談業務を展開中。書類整理やフリーランス向けワークショップも人気。
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