今回答えてくれるのは 佐藤ななみさん

夫の給料が年々減少、自分は働けず… 節約しているが、これ以上どうすれば?

Q.

景気の悪化や自然災害などの影響で夫の給料が年々下がり、今年はとうとうボーナスカットが決まりました。私は親の介護があり勤めに出られません。

会社員の第1子は、奨学金を返済中。転勤に備えて貯蓄しながら、生活費と第2子の教育費援助として月2万円を家計に入れてくれています。第2子もこれからアルバイトを始めると言っています。

日常の買い物は必要なものだけをまとめてカードで購入し、ポイントを最大限活用。食材も無駄なく使い切るよう心掛けています。加えて夫の小遣いも減額しましたが…これ以上どうしたらいいか分かりません。

A.

まずは教育費から。今年度から始まった授業料免除や給付型奨学金について、日本学生支援機構サイトにある「進学資金シミュレーター」を使って、該当するかどうか既に確認済みとのことですね。今年度の減免など(昨年の年収で判定)は非該当だったそうですが、今年はさらに減収の見通しだそう。来年度の減免などには該当する可能性がないともいえませんので、次回もしっかり確認されてください。ただし、所得判定には学生本人のアルバイト収入も含まれます。住民税課税ラインを超える所得があれば対象外となる点はお含みおきください。

家計収支は年150万円超の赤字となる見込み。かなり踏み込んだ節約が必要な状況だと思います。まず取り組むべきは生命保険の見直しです。健康状態に問題がないことを前提に、半額程度には下げられるでしょう。携帯電話は、いわゆる格安SIMへ乗り換えの検討を。また電気料金も、契約アンペア数を下げられないでしょうか。

これら固定費削減を積み上げても、黒字へ転換するのは厳しいかもしれません。もし、当座を乗り切るために借り入れが必要な場合は、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」が最優先の選択肢です。どうか安易にカードローンを利用することはくれぐれも回避されてください。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に『佐藤ななみのおかねの教室』を主宰。家計・住宅・保険・資産運用の講座や相談業務を展開中。書類整理やフリーランス向けワークショップも人気。
https://kakei773.com

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