今回答えてくれるのは 佐藤ななみさん

計画的に予算を組むも赤字に… 何をどのように減らすべき?

Q.

第2子を希望しており、先々の教育資金の確保について悩んでいます。

月々の家計は、住宅ローンや日常生活費などのほか、車、家電の買い替え資金、住宅のメンテナンス資金など先々の支払い準備についても計画的に積み立てるべく予算を組んでいます。ボーナスには手を付けず、月収のみで賄うのが理想ですが、実際は私のボーナスの8割ほどが月予算の補てんに回っている状況です。

生命保険は掛け捨てをやめ貯蓄型に変更したので、老後資金はまず大丈夫かと思います。それより、今の赤字を減らそうと思うものの、何をどう減らしていいのか分かりません。

A.

今の生活にかかるお金だけでなく、中長期の資金準備についてもしっかりと予算化し、ここまでを「今月の支出」とするレベルまで落とし込みされています。ご本人は「赤字を減らしたい」とおっしゃいますが、支払準備積立の大部分は中・長期の貯蓄ですから、実質的には決して赤字の家計ではありません。

ボーナスは「業績により変動するので頼らないで考えたい」とのこと。素晴らしい意識ですが、あまり管理を厳しくすると、継続を困難にしてしまいます。業績悪化ケースも想定しつつ「ここまでは使っていい」というラインを設定するなど、少々緩めて考えられてはいかがでしょうか。

生命保険は、せっかく見直された後に心苦しいですが、今一度、熟考したいところです。公的遺族年金や団体信用生命保険があること、また、健康保険も手厚い付加給付を設けた組合健康保険にご加入とのことで、任意加入すべき金額は極めて少額であるといえます。逆に、掛け捨て型で徹底的に保険料を圧縮し、浮いた資金を別途運用した方が資金効率は格段に上がるでしょう。

お悩みの教育資金も、老後資金に偏っている保険料の一部から切り出せそうです。また、つみたてNISAや持株会なども併せ、配分を再検討したいところです。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に『佐藤ななみのおかねの教室』を主宰。家計・住宅・保険・資産運用の講座や相談業務を展開中。書類整理やフリーランス向けワークショップも人気。
https://kakei773.com

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