今回答えてくれるのは 佐藤ななみさん

マイホームを取得予定 家計を見直し、貯蓄を増やしたい

Q.

第2子出産のため育児休業中です。復帰後は時短勤務の予定で、月の手取り額は11万円ぐらいになると思います。そんな中、マイホーム計画が進行中です。住宅ローンは3500万円までと決めていますが、思ったより土地代が高く難航しています。

月払いの生命保険は夫の分のみ。私の分は実家で払ってくれている医療保険があるので入っていませんが、子どもが増えたこともあり、がん保険には入っておいた方がよいか悩んでいます。

マイホーム取得までに家計を見直し貯蓄を増やしたいです。ただ、家族の時間は大切なので、お出かけなどは我慢したくありません。

A.

住宅ローンの借入額に上限を設定されていますが、総予算はどのようにお考えでしょうか。

住宅を取得するには、物件代金の他に“諸費用”と呼ばれる各種手続き費用が必要です。金額の目安は、物件価格の数%から1割前後といわれ、ザックリ200万円前後は見積もっておきたいところ。これを借入額に含めるか、自己資金で賄うかによって、物件価格に差異が生じそうです。

生命保険は、ご夫婦共に見直しを。まず夫の分は、公的遺族年金の給付や団体信用生命保険の加入を踏まえると、現在の半額から3分の1程度まで負担を下げられるでしょう。一方、妻の保障は、医療関係の前に死亡保障をきちんと整えてください。今のままでは、妻に万一の際、住宅ローンは丸残りし、家事も育児も全て夫一人の肩にかかることになるからです。少なくとも、住宅ローンを完済できる程度の保障は必要。保険料は、夫の見直しで浮いた分から十分に捻出できます。

貯蓄の件ですが、育休中で現在の実績は素晴らしいと思います。これ以上は時短を終え、通常勤務に戻ってからでいいのではないでしょうか。また、バランスの良い貯蓄計画のためには「いくら捻出するか」だけでなく、「何年後にいくらにするか」が重要です。方法についても目的別に適宜選択したいところです。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に『佐藤ななみのおかねの教室』を主宰。家計・住宅・保険・資産運用の講座や相談業務を展開中。書類整理やフリーランス向けワークショップも人気。
https://kakei773.com

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