「探検隊が体験たい!」では、すぱいす読者から募った “探検隊”メンバーが、熊本市内で行われている地域活動に 参加し、体験した様子やまちづくりの楽しさをお伝えします!
今週は

探検隊が体験たい!


誰もが安心して暮らせる"まち"に

幼い子どもたちを狙った犯罪が後を絶ちません。熊本市でも「わいせつ・声掛け」事案は増加傾向です。また、高齢化が進むにつれ、認知症の高齢者の徘徊なども問題になっています。そうした地域で起こる犯罪や事故、災害等の被害を未然に防ぐために活動しているのが「防犯協会」です。中央区向山校区1町内で実施されている見守り活動に、探検隊メンバーの永田文許さん、髙見睦代さんが参加しました!

向山校区1町内では、約20年前から校区防犯協会を中心に見守り活動を開始。毎月10日・20日の2回(17時~)実施しており、常時12~13人のメンバーが参加します。取材当日は、年1回開催される子ども会との合同見守り活動。パトロールの際の注意点など、説明を受けて、いざスタート!

永田さんと髙見さんも真剣な面持ちで説明を聞きます

永田さんと髙見さんも真剣な面持ちで説明を聞きます

国道3号や白山通り、平成大通りなど、市内でも有数の交通量がある幹線道路が走っているのが向山校区の特徴。通学路にある用水路などの危険箇所もチェック。市役所や警察署、自治会と情報を共有し、常に改善を図っています。

幹線道路の交通量や危険箇所は、現場に足を運んで実感!

幹線道路の交通量や危険箇所は、現場に足を運んで実感!

見守り活動だけでなく、朝からは小学校の校門前でのあいさつ運動にも参加する向山校区防犯協会長の石坂敏明さん。「緑のベストを着て活動していると、子どもも安心してあいさつしてくれるようになりました。防犯で大切なのは、地域の人同士が顔見知りになること」と話します。

体験後の感想

地域の防犯は「自分事」

最近、子どもが巻き込まれる事件を新聞等で目にしては胸を痛めています。他人事ではなく自分事として捉え、地域の防犯活動に参加しなければと感じました。(永田さん)

子どもや高齢者が地域の皆さんに守られ、助けられていることを再認識しました。職場の前が通学路なので、私も朝からあいさつ運動をしてみたいと思います。(髙見さん)


"顔見知り"になることが地域の安心・安全の第一歩 ー向山校区防犯協会

向山校区は中心市街地にも近く、近年、マンションや戸建て住宅が増えています。そうした新しい住民と“顔見知り”になるのが重要と考え、スタートしたのが見守り活動です。防犯はもちろん、無許可の掲示物や不法投棄ごみを処理して、景観や環境衛生を保つのも私たちの役割だと考えています。ただ、メンバーの平均年齢が70歳を超えているのが課題。子ども会の保護者や地域の若い方たちも、「できるだけ」でいいので参加してほしいですね。

自助・共助の精神で地域の安全を守る組織

熊本市防犯協会は、「自分たちの安全は自分たちで守る」「地域の安全は地域で守る」という考えの下、原則として小学校区単位で結成されています。それぞれ自治会やPTA、青少年育成協議会などの地域団体、所轄の警察署、行政と連携しながら、夜間パトロールや子どもたちの安全・事故防止のための見守りを行っています。

■「熊本市防犯協会」に関するお問い合わせ

TEL:096-328-2397(熊本市生活安全課)