"探検隊"メンバーが、まちづくりや地域活動のキーパーソンに突撃インタビューする「聞かせて 地域の元気モン」。今回は、PTA主催で、学校の教室や体育館を活用して「防災キャンプ」を開いた、託麻原小PTA会長の漆野和也さんに話を聞きました。
今週は

聞かせて 地域の元気モン


親子で防災の大切さを学び 災害に強い町づくりを目指しています!

今週の元気モン

「防災キャンプ」を企画した託麻原小学校PTA
会長 漆野 和也さん(41)

1977年、熊本市生まれ。大学卒業後、熊本市消防局に入局。出水出張所所長、救急隊隊長、特別救助隊副隊長などを経て、現在は東区役所総務企画課で防災担当を務める。1男1女の父で、託麻原小PTA会長を務めて4年目。今年初めて、防災キャンプを企画。

心肺蘇生法では、「反応・呼吸の確認」「協力者を求める」など、一連の流れをグループごとに学びます

心肺蘇生法では、「反応・呼吸の確認」「協力者を求める」など、一連の流れをグループごとに学びます


Q1 「防災キャンプ」を実施した目的は何ですか?
子どもの時の学び、経験が将来の担い手育成に

まず、熊本地震を風化させないこと。次に、子どもたちが、防災の知識や情報を学び、集団生活をすることで自らの安全を守るだけでなく、自助・共助の大切さを感じてほしい。キャンプでの経験や学びが、将来の地域防災を担う人材育成につながればと思っています。


Q2 PTAが主催して「防災キャンプ」に取り組もうと思ったきっかけは?
子どもが親に伝えることで防災意識に変化

各自治体が主催する「防災キャンプ」もありますが、各学校から少人数で参加することが多く、子どもたちも少し緊張しがち。日頃から顔なじみの先生や保護者、友達と一緒ならリラックスできて、情報も頭の中に入りやすいと思います。今回は5、6年生43人が参加しました。彼らが学んだことを家庭で話せば、親の意識も変わり、「災害に強い町づくり」の底上げにつながると考えています。また、PTA会長として、消防士というスキルを生かし、地域に恩返しをしたいというのも理由の一つです。


Q3 「防災キャンプ」を開催して感じたことや今後についての思いは?
熊本市全域に防災の輪を広げたい

防災意識の向上に近道はなく、地道に継続していくことが大事。託麻原校区だけでなく、熊本市92校区4地区すべてに、この輪を広げていきたいですね。内容が違っても構わないと思います。各校区PTAが、保護者のスキルや得意分野を生かしたプログラムを企画・実施すれば、負担も軽く継続も可能です。地域活動で大切なのは、「頑張り過ぎない」こと。校区自治協議会等とも連携して、「みんながちょっとずつ」できる環境をつくっていくことが大切です。


探検隊メンバーもキャンプに参加 さまざまな防災・救命活動を体験!

7月21日・22日に託麻原小で実施された「防災キャンプ」。子どもたちは1泊2日で心肺蘇生法やAED取り扱い、応急担架作成など災害時に役立つ知識をみっちり学び、着衣水泳や起震車乗車などさまざまな体験をしました。夕・朝食は災害時の非常食を調理。キャンプを通じて、子どもたちは防災について実践的に学びました。初日の体験型防災学習の時間に探検隊メンバーも参加しました。

竹と毛布で応急担架を作成。正しく毛布を折れば、大人を運ぶこともできます

竹と毛布で応急担架を作成。正しく毛布を折れば、大人を運ぶこともできます

真剣な表情で子どもたちに心肺蘇生法の説明を行う漆野さん

真剣な表情で子どもたちに心肺蘇生法の説明を行う漆野さん

普段、着衣では入れないプールで初めは興奮気味の子どもたち。しかし、徐々に「動きにくい」「寒い」と着衣水泳の難しさを体感

普段、着衣では入れないプールで初めは興奮気味の子どもたち。しかし、徐々に「動きにくい」「寒い」と着衣水泳の難しさを体感


取材を終えて

防災キャンプで学んだことや経験を生かし、災害に遭遇した場合に、“助けられる人”から“助ける人”になりたいと思いました。(森﨑さん)

防災キャンプを、熊本から全国に広げてほしいですね。私は、この経験を次の世代へ伝えていきたいと思います。(フェレロさん)

元気モンの格言

自分の得意分野を生かし地域活動を継続


お問い合わせ

熊本市地域政策課

TEL
096-328-2031 (月~金曜8:30~17:15)
メール
chiikiseisaku@city.kumamoto.lg.jp