“探検隊”メンバーが抱いている、まちづくりや地域活動についての疑問・質問を、各回のテーマに精通した方にぶつける「What’sまちづくり」。今回は、地域の有志で企画し、飽田地域で20年にわたって続いている「ながなすコンサート」について、イベント運営の中心的役割を果たしている「飽田奏楽ネットワーク」の皆さんに聞きました。
今週は

What’sまちづくり


多くの人が「広く浅く」関わることが長続きの秘けつ!

今年で20回目を迎えた飽田地域の「ながなすコンサート」。始まったきっかけは、飽田公民館で行われている各種講座の発表の場づくりでした。

地域の住民有志で「飽田奏楽ネットワーク」を結成し、飽田まちづくりセンター(飽田公民館)のサポートを受けながらコンサートの企画・運営を行っています。

開催当初から関わっている出口起秋さんは、「初めは『2~3回続けばいいかな』という軽い気持ちでした(笑)。それが今では地域になくてはならない行事になっています」と話します。

例年、15~20組が参加し、2日間にわたり行われる同コンサート。特徴は、参加するグループのメンバーに必ず1人は飽田地域の住民もしくは地域で働いている人が入っていること。さらに、当日の演奏だけでなく、事前の会議や当日の裏方も参加者全員で役割を分担しています。

「皆が関わることで『自分たちのコンサート』という意識が芽生え、愛着や責任感が出るのだと思います」と、飽田奏楽ネットワークの代表を務める横溝秀男さん。

2日間で計17組が出演した「第20回ながなすコンサート」。飽田地域になくてはならない行事の一つです

2日間で計17組が出演した「第20回ながなすコンサート」。飽田地域になくてはならない行事の一つです

11月に行われた参加グループを集めての全体会議。当日の進行や裏方での役割確認などを行います

コンサートの照明や音響も地域住民が担当。細かな演出までこだわって企画を進めます

コンサートの照明や音響も地域住民が担当。細かな演出までこだわって企画を進めます


まちセン(公民館)も企画・運営をサポート

同コンサートは、飽田まちづくりセンター(飽田公民館)も主催に名を連ね、出演するグループが本番前に練習する際の部屋の利用や広報のためのポスター作成など、企画から運営に至るさまざまな面で協力しています。

同センター所長(公民館長兼任)の田邊省司さんは、「演奏もさることながら、長く続いていることが素晴らしい。地域を盛り上げる意味でも、まちセン、公民館として今後も協力します」。

出演する参加者だけでなく、「毎年楽しみにしている」という観客(地域住民)も多いながなすコンサート。20年も続いている理由について、飽田奏楽ネットワークの皆さんは、「一部の人だけが頑張るのではなく、ゆるい感じで多くの人が関わっていることが秘けつ」と口をそろえていました。

全体会議では出演するグループの代表も積極的に発言。「他のコンサートとは違う楽しさがある」という声も

全体会議では出演するグループの代表も積極的に発言。「他のコンサートとは違う楽しさがある」という声も

探検隊メンバーの取材メモ

今回、全体会議にお邪魔しましたが、「地域を盛り上げよう!」という皆さんの熱い思いと、音楽という共通の趣味を通じたつながりの強さが、(コンサートが)20年も続いている要因なんだろうなと感じました。と同時に、そんなつながりを持てる飽田地域が、とてもうらやましいです! 出演される方々の楽しみにされている様子もひしひしと伝わってきました。音楽は、年齢に関係なく幅広い世代が交わることができるのもいいですね。

緒方さん


出演者と観客が一体! 地域のチカラで盛り上げる手作りコンサート

12月8日・9日の2日間、飽田まちづくりセンター(飽田公民館)で行われた「第20回ながなすコンサート」。両日とも、受付には開場前から入場を待つ人たちの列ができ、コンサートを楽しみにしている地域の方々の熱気が伝わってきました。1日目は軽音楽、2日目はバンドの演奏があり、耳なじみのある曲では会場全体で口ずさんだり、手拍子をしたりと、会場が一体となって盛り上がっていました。また、ロビーでは公民館講座の受講生や地域の方々による作品展示、野菜の販売などを行う「母ちゃん市場」(8日のみ)もあり、多くの人が足を止めていました。

1日目の軽音楽は、ピアノをはじめ、クラシックギター、オカリナなど、多彩な演目。ステージの照明も本格的!

照明や音響、会場整理などの裏方業務は、出番のない出演者たちが交代で担当

照明や音響、会場整理などの裏方業務は、出番のない出演者たちが交代で担当

8日限定の「母ちゃん市場」では、地域の農家が持ち寄った新鮮野菜を販売

8日限定の「母ちゃん市場」では、地域の農家が持ち寄った新鮮野菜を販売

出演者&観客の感想

コールピッコラの皆さん

他のイベントより和やかで、楽しみながら歌えます。地元(飽田)のメンバーもいるので、コンサートで知人と会えるのも楽しみの一つ。来年もまた出場したいです!

出演している友人の応援に来ました。住まいは飽田地区ではありませんが、コンサートには毎年足を運んでいます。


ご感想やご意見はウェブフォームから受け付け中!

アクセスはコチラ! 

お問い合わせ

熊本市地域政策課

TEL
096-328-2031
営業時間
(月~金曜8:30~17:15)