100年受け継がれてきた
日本伝統の「手刻み」の技
魂を込めた家づくり

現代の木造住宅は、工期短縮のニーズやコスト削減、大工不足などの面から、あらかじめ機械で木材を加工しておくプレカット工法が主流です。ところが、そんな時代の流れに逆行するかのように、かたくなに伝統の木造技術を守り続けている住宅会社が県内にあります。1916(大正5)年創業の『村田工務店』です。

創業102年目を迎えた『村田工務店』の特長は、日本伝統の木造建築技術を駆使した家づくり。神社仏閣などの伝統建築を手掛ける宮大工だった初代の建築技法を受け継ぎ、専属大工の「手刻み」という匠の技を守り続けています。

「手刻み」とは、鋸(のこ)や鉋(かんな)を使って手作業で木材を加工すること。木材の性質や個性を見極め、適材適所で使い分けていくには、長年の経験と高い技術を要します。「時間や手間がかかり、熟練の技が求められる分、職人たちの魂が刻み込まれます。梁(はり)一本、柱一本まで真心を込めて丁寧に造っています」と代表取締役の村田英樹さんは話します。


構造材などの大きな部位から梁や柱の一本まで、熟練の大工が手作業で仕上げていきます

継ぎ手や仕口などの複雑な接合部分の加工には、伝統に培われた経験と技術が求められます


代表取締役の村田英樹さん(中央)と大工の皆さん

力強く美しい木組み。柱の一本一本に大工の思いが詰まっています


村田さんによると、「手刻み」による家づくりを行っているのは、全国にある住宅会社のわずか1%だといいます。伝統の木造技術が失われることを危惧する村田さんは、一般社団法人JBN(全国工務店協会)から発足した「JBN九州次世代の会」の会長を務め、本業の合間に全国各地で講演会を開き「手刻み」の技術を後世に伝えるための活動に尽力しています。

「今後、どんなに時代が変わろうとも、手刻みは私たちが守るべき大切な技術です。100年受け継いできた“魂を込めた技”を、これからの100年もブレることなく継承していきたい」と力強く語ってくれました。


伝統技法で天井が高く、開放感満点の空間も建築可能です

『村田工務店』代表取締役(4代目)の村田英樹さん


日本伝統の「手刻み」と最新の住宅技術を融合

「魂を込めた手刻みであなたの心に刻みます」がモットー。近年は、日本伝統の手刻みの技に加え、時代のニーズに合わせて住まいのエネルギー対策や環境への配慮など、現代住宅に求められる取り組みにもいち早く着手。ZEHや長期優良住宅、認定低酸素住宅の標準化も実現しています。

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有限会社 村田工務店

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熊本市東区東野2-6-1
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