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【片付けのプロが教える】ついつい溜まりやすいモノ7選と手放し方のコツ

芹川 由久子

“収納を楽しむこと”をコンセプトに整理収納を学ぶ「片付け相談室」を主宰。

instagram @yukko_okatazuke

気がつけば、部屋や収納、クローゼットの中がモノだらけに…。

その原因、多くは「捨て時が分からない」「捨てるのが面倒」なアイテムたちです。

今回は、片付けの現場で数多く見てきた“ついつい溜まりやすいモノ”を7つご紹介!
この機会に、おうちの中をスッキリ整えてみませんか?

目次

① 服(特にコート)

服は傷んだり、敗れたり、汚れたりしないかぎり、「まだ着られるから…」と、なかなか手放しにくいですよね。中でも冬用のコートはかさばる上に、セールなどで毎年買い足してしまいがち。

厚手なので場所もかさばるし、クローゼットの肥やしになりかねません。

手放し方のポイント

・購入前に手持ちのコートを確認
・ワンシーズン着なかったものは処分対象
冬前にリサイクルショップへ持ち込みがおすすめ

厳選された服だけのクローゼット
厳選された服だけのクローゼット。狭いスペースなら、コートはクリーニング店でシーズンオフ保管も◎

② 文具

粗品やプレゼントでもらう機会の多い文具。気づけば引き出しが文具で溢れかえっている…なんてことも。

でも、使う文具ってだいたい決まっているので、今の自分にとって使いやすい文具を選び抜くことが大事。
その方が、使う時にも溢れかえっている中から1本探し出すより、必要な5本程度から1本を取り出せるので、ストレスがなくなります。

使わない文具は必要な方たちに譲ることで無駄になりません。

手放し方のポイント

・使いやすいものだけを厳選
・使わない文具は施設や学校、海外などへの寄付やリサイクルへ

引き出しを開けると一目瞭然。厳選された文具は取り出しやすさが抜群

③ 食器

内祝い・引き出物などで、いつの間にか増える食器類。
箱に入れたまま放置すると、カビやシミができてしまいます。

食器は入ってきたら、他の食器と入れ替えるかどうかを考えて。

手放し方のポイント

・入ってきたら「入れ替え」が基本
・使わない食器は譲る、リサイクルへ
・ぎゅうぎゅうに詰め込まず“ゆとり収納”を意識

〈扉タイプ〉ぎゅうぎゅうにせず、取り出しやすい食器棚
〈引出しタイプ〉一目で見渡せる引き出し式収納もおすすめ

④ 子どもの服(おさがり含む)

「下の子に着せたい」と思っても、紙袋に入れたまま忘れていませんか?

ここでも、しっかり厳選をし、数枚程度にすることをおすすめします。数年たった服を放置していると、湿気がたまりカビ臭い場合も。せっかく数年とっていても、いざ着る時は捨てるはめに。

手放し方のポイント

・保管は“風通しの良い枚数”だけに厳選
・数年保存するなら収納スペースを圧迫しないよう注意
・「なんか違う」と感じたおさがりは手放してOK

子ども服も適正量ならスッキリ収納。おさがりは見える位置に置くと忘れません

⑤ タッパー

キッチンでかさばる代表格のタッパー。実際には手前にある決まった大きさの“いつも使う数個”だけという人も多いはず。

重なって収納すると、蓋を探したりし、手間になるもの。我が家では、蓋もつけてワンセットとし収納しているので、数も厳選しています。ちょっとの保存ならラップをして保存するので、多くのタッパーは必要ありません。

手放し方のポイント

・フタ付きでセット収納
・ストックは必要最低限に
・ちょっとの保存ならラップで代用も◎

〈フタ付きで収納〉使うタッパーだけを厳選し、取り出しやすく
埋もれているタッパー〉中が見えない収納ケースは注意

⑥ 薬

飲みきれなかった薬、どんどん増えていませんか?お薬も賞味期限や、保存が常温ではない薬もあったりと、管理が難しかったりします。常備薬も“管理できる量”に絞ることが大切です。

お薬を収納する場所の枠を決めて、ローリングストックをしていくことをおすすめします。

手放し方のポイント

・お薬収納の「枠」を決める
・賞味期限や保存温度に注意
・ローリングストックで管理しやすく

引き出し内に収まる量をキープして、管理もラクに

⑦ 洗面所のヘアケア用品・化粧品

新商品に目がない方は要注意!ヘアケア用品や化粧品など「ちょっと試してみたけど合わなかった…」と、数回だけ使ってそのまま放置していませんか?

そんな時は「勉強代」と思うようにし、自分に合わない時は思い切って手放すようにしています。

スプレータイプなどは、捨てる時も手間がかかります。必要な物ならいいのですが、安易に買わず、捨てる時のことまで考えてから購入しましょう。

手放し方のポイント

・自分に合わないものは“勉強代”と思って手放す
・洗面所を圧迫しないよう適正量をキープ
・購入前に“捨てるときの手間”も考えて

ビフォー〉使っていない物が溢れた洗面所
アフター〉厳選された収納は、一目で使う物が分かって◎

【まとめ】「持ちすぎ」から卒業!物の適正量を知ろう

モノを選びやすく・取り出しやすく・しまいやすくするためには、定期的な整理が欠かせません。
収納場所に収まる“気持ちいい量”を意識して、「今の自分に本当に必要なものだけ」を残してみてください。

この記事を読んで思い当たる物があれば、さっそく見直しをしてみてくださいね!


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あなたの「スッキリした暮らし」のヒントになりますように。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

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