【405号】すぱいすフォーカス – 知っていますか? 通りの名前 下通編(1)通町筋〜銀座通り

熊本市の中心商店街にはたくさんの「通り」があり、それぞれに名前が付いています。中には現在の町名と違うものも見受けられ、街の歴史が垣間見えます。通りの名前の由来などを調べてみました。

【1】いちのいち一番街
【2】いちのいち二番街
【3】いちのいち三番街
【4】いちのいち本通り
【5】市役所通り
【6】城見町通り
【7】銀杏北通り
【8】北栄通
【9】クラブ通り
【10】酒場通り
【11】駕町通り
【12】三年坂通り
【13】安政町通り
【14】武蔵小路
【15】りんどう通り
【16】相撲町通り
【17】昇町通り
【18】歩町通り


通りの名称

【6】城見町通り

明治時代、城見町通りから熊本城までの広大な敷地に陸軍の歩兵第23連隊があり、通りから天守閣の美しい姿を眺めることができたそう。大正時代から自然と呼ばれるようになりました。


【9】クラブ通り

昭和32(1957)年ごろにオープンした「たそがれクラブ」という、当時熊本で最大級の社交場に由来。現在も、短い通りに約160もの飲食店が軒を連ね、にぎわいを見せています。


【11】駕町通り

江戸時代、藩主とその一門の人々を乗せて運ぶ「御駕籠(おかご)衆」の居住地であったことから駕町という町名が付き、やがて駕町通りと呼ばれるようになりました。


【12】三年坂通り

京都の三年坂にならった説や、以前は水路があったことから水の入り口を意味する「ミトセ」を三年と当て字した説など、由来は定かではありません。安政町通りと合わせて安巳橋通りと呼ばれていた時代もあったそうです。


【13】安政町通り

安政4(1857)年に完成した安巳橋にちなんだ名称。「安巳=やすみ」ですが、当時から「あんせい」と呼ばれています。戦前は熊本一の商店街としてにぎわいました。


取材協力/南酒店、下通繁栄会