【392号】すぱいすフォーカス – 知っていますか? 通りの名前 上通編

通りの名前が書かれた緑色の看板や石碑―。熊本市の中心商店街を歩いていて目にしたことはありませんか。上通や下通、新市街といったメインストリートだけでなく、街なかの通りにはそれぞれに名前が付いています。今回は、上通にスポットを当て、名前と由来の一部を調べてきました。

【1】並木坂
【2】碩台通り
【3】歩(かち)小路
【4】坊主通り
【5】草葉町通り
【6】一本竹通り
【7】黒鍬(くろがね)通り
【8】桜井町通り
【9】長安寺通り
【10】表参道通り
【11】藪(やぶ)の内通り
【12】オークス通り
【13】上乃裏通り


通りの名称

【1】並木坂

並木坂


【2】碩台通り


【3】歩(かち)小路

主に参勤交代で隊列の先頭をつかさどっていた「歩御小姓(かちこしょう)」の住まいがあったため、この名が付きました。


【4】坊主通り


【5】草葉町通り


【6】一本竹通り


【7】黒鍬(くろがね)通り

黒鍬とは、築城や町割りの整備、清掃、管理などを行う集団。住まいのあった小路が「黒鍬丁」と呼ばれました。


【8】桜井町通り

加藤清正は有事に備えて城下の要所に「桜の井戸」を掘ったとされ、この通りにある井戸もその一つ。その名を取って、「桜井丁」と呼ばれるようになりました。


【9】長安寺通り


【10】表参道通り

手取天満宮の正面の道。長安寺というお寺が、明治の廃仏毀釈(きしゃく)で神社となり、道路整備で今の道に。近年、表参道と呼ばれるようになりました。


【11】藪(やぶ)の内通り

もともとは、熊大附属幼稚園や熊本ホテルキャッスル一帯の地名。この地にあった随泉山向蓮寺の敷地がやぶだったことが名前の由来とされています。細川家時代は武家屋敷が建ち、西南戦争以降は熊本中学校(熊本高校)などの用地として使われました。


【12】オークス通り


【13】上乃裏通り

取材協力/舒文堂河島書店