「若者の服装」=「若見え」ではない【荒木直美の婚活コラム「婚喝百景」76】

目次
婚活で大事なのは「勝負服」より「人間力」
婚活イベントでは「勝負服」で参加してくれる人が多くいます。
ただ時折、不自然に若作りをして現れる人もいます。
どんな人でも、実年齢より若く見られたいと思うもの。
気持ちは分かりますが、無理やり若作りすると、年齢を重ねた身体の見た目と若者ファッションがかみ合わずアンバランスになり、「変わった人」と思われてしまうのです。
お金をかけてコーディネートしたせっかくのおしゃれが残念な印象になるのはもったいないと感じます。
失敗例として見かけるのが、50代男性が、若者の間で流行っているダボっとしたズボンやトレーナー、野球帽を着用するケース。
厳しいことを言いますが、若者の流行を取り入れたからといって若く見えるわけではないのです。
ちぐはぐな若作りは逆効果で、何とも言えない不自然さは周りから「イタい」と思われる原因になります。
事前セミナーでは分かりやすい例として、「皆さん、私、荒木直美がアイドル系フリフリワンピースを着て婚活に来ていたらどう思う?」と聞きます。
皆さん即答で「お断りします」と笑ってくれます。
ではどうすればいいのか?
年齢を重ねた婚活で大切なのは、ファッションより人間力をセールスすることです。
余計なものはそぎ落とし、中身で勝負。
教養や経験値、包容力、許容力を武器に「これが自分です」と自信を持って自己紹介しましょう。
おすすめの服装を挙げるなら、男性は上質なシャツにジャケット、女性は落ち着いたカラーの女子アナ風コーデがおすすめ。
どちらも知的な印象につながります。
大人になればなるほど婚活コーデはシンプルイズベストなのです。



若作りは逆効果‼シンプルに人間力で勝負