秋の中距離G1開幕戦・天皇賞(秋)
先日のドラフト会議後の特番で涙した、すぱいす営業の陽です。
今年のドラフトは熊本県関係者が多く指名され、嬉しい結果でしたね。実は私も、すぱいす文化部の「浜」さんから、このブログをすぱいす文化部でも書かないかとドラフト1位指名されたので、近々すぱいす競馬同好会を立ち上げようと思っています。絶賛部員募集中です。
さて、今回のレースは天皇賞(秋)。秋の古馬中距離G1三連戦の開幕戦です。「古馬」とは4歳以上の馬のことを差すのですが、秋の古馬中距離G1には3歳馬も出走可能なので、若く勢いのある3歳馬と、実績のある古馬の戦いが見ものです。
この天皇賞(秋)を皮切りに、ジャパンカップ、有馬記念と続く中距離G1戦線。同一年に全てのレースを制すことを、秋古馬三冠とも呼びますが、これまでに達成した馬は、テイエムオペラオー(2000年)、ゼンノロブロイ(2004年)の2頭しかいないんですよ!
天皇賞(秋)
【競馬場】 東京競馬場・芝
【距離】 2000メートル
【出走条件】3歳以上
この天皇賞、春にも行われ、年2回開催されるレースなのですが、競馬場、距離、出走条件の全てが春と秋で異なります。
競馬場 | 距離 | 出走条件 | |
---|---|---|---|
天皇賞(春) | 京都競馬場 | 3200メートル | 4歳以上 |
天皇賞(秋) | 東京競馬場 | 2000メートル | 3歳以上 |
ちなみに今回出走のキタサンブラック、去年・今年と天皇賞(春)を連覇しています。天皇賞(秋)には初出走ですが、春秋連覇なるのでしょうか??(マカヒキが勝ちます。)
過去には先述した2頭(テイエムオペラオー、ゼンノロブロイ)の他、ウオッカやブエナビスタといった名牝(雌馬)もこのレースを制しています。
今回の予想はこちら。
◎マカヒキ ○サトノクラウン ▲キタサンブラック △サトノアラジン ×シャケトラ
本命のマカヒキはダービー馬としての実績もあるのですが、選んだ1番の理由は好きだから。依怙贔屓です!!!笑 この馬について語ると長くなるので今回は割愛します。。。その他、今週も先週に続き雨の影響で馬場状態が悪いので、パワーのありそうな馬を選びました。
では、いつものように3頭ピックアップして紹介します!
3頭紹介
◎マカヒキ
人気★★★☆☆(9人気)
戦績★★★★☆(10戦5勝・2着1回・3着1回)※G1・1勝
愛着★★★★★★★★
・とりあえず好き!応援する!!
・昨年のダービー以来国内での勝ち星がないけど、今回復活してくれるはず・・・!!
・パワーはあるし、全姉(両親共同じ姉)ウリウリも道悪適性あったから不良馬場でもいけるでしょ!!
・馬名の由来はハワイの収穫祭。収穫したい。
○サトノクラウン
人気★★★★★(2番人気)
戦績★★★★☆(14戦7勝・2着0回・3着1回)※G1・2勝 うち海外1勝
愛着★★★☆☆
・道悪での実績は◎
・好調M.デムーロ騎手に期待
・前走宝塚記念で国内G1初制覇、ここ4戦で3勝と調子も良し!
×シャケトラ
人気★★☆☆☆(11番人気)
戦績★★★★☆(8戦4勝・2着1回・3着1回)
愛着★★★★☆
・デビューが遅かったものの、着実に力をつけてきている好きな馬の1頭
・パワーもあり、道悪適性ありそう。
・M.デムーロ騎手の弟、C.デムーロ騎手が手綱を取ります
・馬名の由来はイタリアの幻のデザートワイン。飲んでみたい。
出走18頭中、重賞馬が16頭、G1馬(海外G1含む)に限っても8頭(サトノクラウン、ネオリアリズム、リアルスティール、キタサンブラック、ソウルスターリング、サトノアラジン、マカヒキ、ワンアンドオンリー)と好メンバーが揃い、ハイレベルな戦いになりそうです。(マカヒキが勝つけど!)
今週も台風が接近し、天候不良の中での開催。馬場状態は2週連続で不良です。
豪華メンバーが揃っただけに、好天、良馬場でのレースを観たかったところではありますが、マカヒキは勝つことができたのでしょうか!?
結果発表・レース振り返り
1着 キタサンブラック(1人気)
2着 サトノクラウン (2人気)
3着 レインボーライン(13人気)
5着 マカヒキ (9人気)
マカヒキはがんばった
1着に武豊騎乗のキタサンブラック!2着にM.デムーロ騎乗のサトノクラウン!1番人気、2番人気のワンツーフィニッシュで決着しました!
キタサンブラックは天皇賞・春秋連覇、G1・6勝目となりました!3着には人気薄のレインボーライン。我がマカヒキは5着と健闘しました。(次は勝つよ!)
(△サトノアラジンはなんと
2週連続大雨の中での開催
先週同様、大雨で視界も悪い中でのスタート。
ゴール後のインタビューで武騎手も話していたように、キタサンブラックはゲートにぶつかり出遅れてしまいます。シャケトラは前から、マカヒキ、サトノアラジンは後ろからの競馬で最初の直線に入りました。
不良馬場中の不良馬場で、先週の秋華賞と同じく64秒台で前半の1000メートルを通過・・・ (あー、、お馬さんかわいそう、、走りにくそう、、)
スタートで遅れたキタサンブラックも徐々に前に上がってきており、サトノクラウンも中団より前、良い位置につけています。
我がマカヒキは依然として後方につけており、その位置から前に届くのか非常に心配です。我が子を見守るような気持ちでレースを見届けています。(我が子はいません。)
2頭がするすると!
最終コーナーを迎え、先頭はグレーターロンドンに。この馬も重賞未勝利ながら、かなりの力を持った馬です。ここでキタサンブラックも前に上がってきました。最大のライバル、サトノクラウンと並びます!
最後の直線、内から2頭がするするっと抜けてきました。キタサンブラックとサトノクラウンです!このレース、やはり人気上位馬2頭の叩き合いで雌雄が決しそうです!
「叩き合い」と言うように、ここぞという時に馬を鞭で「叩い」てスパートをかけさせるシーンを見たことがある方も少なくないかもしれません。
そんな場面を見て、誰しもが一度は思うであろうこと。それは、「あんなに叩かれて馬がかわいそう!」「痛くないの!?」
壮絶な叩き合いの結果の前に、この疑問に触れたいと思います。
鞭を入れるのは、馬への合図
色々な見方がありますが、鞭で馬を叩くことで痛みを与えて走らせるのではなく、ここでスパートするのよ!もうひと頑張りよ!(なんでオネエ言葉?)と、合図を送るために叩いているんです!他にも、馬が真っ直ぐ走るように、右によれれば左側を、左によれれば右側を叩いて、進路を矯正するためにも鞭は使われるんですよ。決して馬を痛めつけるために叩いているわけではないんです。
ちなみに、日本の競馬では、レース中に10回までしか鞭を入れられないというルールが定められています。痛めつける為ではないとはいえ、叩きすぎには注意です。私だって鞭で10回も叩かれたら、人間不信になって家に引きこもるか、変な性癖が芽生えちゃいます。嘘です。
さて、キタサンブラックブラックとサトノクラウンの叩き合いに話を戻しましょう。
ラスト400メートル、2頭がクロス
ラスト400メートルに差し掛かった次の瞬間、キタサンブラックが馬場の内から外に、サトノクラウンが外から内にクロスしながら進路を変更。勝つのはどっちだ!?キタサンが出る!サトノも出る!後ろの馬はもうついてこれていません!
2頭並んだまま残り100メートルを迎えました。武、ミルコ、武、ミルコ、(マカヒキどこ)。キタサン、サトノ、キタサン、サトノ、(マカヒキおった!)。
サトノ、サブちゃん、サトノ、サブちゃん、サブちゃんー!サブちゃんです!!北島三郎さんの所有馬、武豊騎乗のキタサンブラックが、クビ差でサトノクラウンを振り切り、天皇賞(秋)初戴冠!!
この不良馬場でのレースを、壮絶な叩き合いでキタサンブラックが制しました。観てほしい。このレースみなさんにも観てほしい!!
今すぐ、YouTube→【天皇賞秋 2017】[検索]
天皇賞男、武豊
武豊騎手は、天皇賞14勝目、秋は6勝目、春秋連覇3度目と、まさに天皇賞男。天皇賞は武さん買っとけば当たりますよみなさん!!笑
・・・冗談はさておき、やはり武豊騎手は日本が誇る素晴らしいジョッキーですね。
キタサンブラックは年内での引退が発表されているため、残すレースはジャパンカップと有馬記念の2戦。秋の古馬三冠馬になって有終の美を飾ってほしいものですね。でも同じレースにマカヒキが出走すればマカヒキを応援します!!!
3回目となったこのうまにちも、初回こそズバリ的中させたものの、その後2連敗。。3連敗は逃れたい。。。これ以上外し続けられない背水の陣であります。絶対にミスが許されません。まさに危機一髪、写真のような状況です。
100パーセント噛まれるやつ・・・
来週は一旦G1はお休み。ということで、うまにち番外編をお送りしようと思います。
競馬を知らない初心者の方にも楽しんでもらえるネタを準備していますので、乞うご期待。
自分でハードルを上げて退路を断つスタイルです。まさに背水の陣(15秒ぶり2回目)。
歯が1本のワニちゃんに2度も登場していただいたので、お礼としてこのワニちゃんに出会えるお店を紹介します。
Cafe&Bar STARDUST(スターダスト)
これからの忘年会〜新年会シーズン、足を運んでみてはいかが??
ではまた次回のうまにちで!
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