今週はG1レースお休みです!
今年の日本シリーズ、生まれて初めてDeNAベイスターズを応援していた、すぱいす営業の陽です。
史上最大の下剋上ならず、ソフトバンクホークスの優勝で幕を閉じた日本シリーズ。盛り上がりましたね〜!特に贔屓にしているチームはないんですが、今年はベイスターズの活躍でとても楽しませてもらいました。ありがとうベイスターズ★
さて、今週はG1レースは一旦お休み。ということで、いろんなお馬さんの名前について紹介しようと思います。
短い名前から長い名前、シンプルな名前もあれば噛んでしまいそうな名前もあります。個性的な名前が多い競走馬ですが、私たち人間と同じように、ちゃんと馬名にも由来・意味があるんです。
好きな馬や有名な馬、面白い名前の馬など、競馬好きの方にもそうでない方にも、興味を持ってもらえるような馬をピックアップしてみました。みなさんはどんな名前の馬が好きですか??
馬名について
いろんな馬の名前を紹介する前に、馬名についてのルールや補足を少し。
使用できる文字
日本では、カタカナのみと決められています。数字や平仮名は使用できないんです。
文字数
日本では、カナ9文字、アルファベット表記で18文字までと決められています。
ジュゲムジュゲムゴコウノスリキレ・・・と長い名前はNGなんです!
冠名(かんむりめい)
これは、馬主が自分の馬に名前をつけるときに、名前の一部に用いる特定のワードのことです。「サトノ」「キタサン」「テイエム」「エイシン」「トーホウ」など、人名や会社名にちなんだものも多く、たくさんの種類が存在します。
それでは前置きが長くなりましたが、馬名の紹介に移りましょう!
まずは有名な馬から
【ディープインパクト】Deep Impact:深い印象
競馬は知らなくても名前は知っているという方も多いのではないでしょうか。国内で13戦12勝2着1回、G1・7勝という戦績で、「日本近代競馬の結晶だ!」というあの名実況を生んだ名馬です。名前の通り、私たちにとても深い印象を残してくれましたね。
【キタサンブラック】Kitasan Black:冠名+父名の一部
先日の天皇賞(秋)を制した現役最強馬。馬主は北島三郎さんです。北島三郎さんが使う冠名「キタサン」と、お父さんの名前、ブラックタイドからとった「ブラック」が馬名の由来です。シンプルな由来ですね。ちなみにお父さんのブラックタイドは、ディープインパクトの全兄(両親が同じ兄)なので、キタサンブラックはディープインパクトの甥っ子なんです!
【オルフェーヴル】Orfevre:金細工師(フランス語)
G1・6勝、クラシック三冠馬の怪物オルフェーヴル。凱旋門賞2年連続2着は今でも記憶に残っています。父名「ステイ“ゴールド”」と、母名「オリエンタル“アート”」から連想して名付けられたんだとか。名前のように数々の金メダルを手にした名馬ですが、繊細そうな名前とは裏腹に、気性が荒々しかったことは決して忘れません。笑
【ジェンティルドンナ】Gentildonna:貴婦人(イタリア語)
G1・7勝、牝馬三冠の名牝ジェンティルドンナ。史上初のジャパンカップ連覇や、引退レースの有馬記念制覇、海外G1ドバイシーマクラシック優勝など、男馬相手でも負けない強さが印象に残っています。貴婦人という高貴な名前からは想像し難いレースをたくさん見せてくれました。
早口言葉みたいで噛みそう・・・
【ポポカテペトル】Popocatepetl:標高5426mのメキシコ富士(ポポカテペトル山)より
メキシコにある山の名前から。先日の菊花賞では3着と好成績。これからもポポカテペトル山のような高みを目指してほしいですね。
【ディアデラマドレ】Dia de la Madre:母の日(スペイン語)
これまた噛みそうな名前ですが、日本語にすると母の日とシンプル。文字数も半分以下で、噛む心配もありません。日本に生まれてよかった!
【リヤンドファミユ】Lien de Famille:家族の絆(フランス語)
先ほど紹介したオルフェーヴルの全弟です。フランス語は口がもごもごして発音が難しいですね。日本に生まれてよかった。
ポポカテペトル山の写真です。富士山よりはるかに高いんですね。
冠名とキャラクター名
【ジャスタウェイ】Just a Way:その道、銀魂のキャラクター名
馬主が銀魂の作者であることから、銀魂に登場するキャラクターの名前が付けられています。遅咲きながらもG1・3勝、世界ランク1位にも輝いた名馬です。
【テイエムプリキュア】T M Precure:冠名(テイエム)+キャラクター名
日曜朝に放送されているアニメより。大逃げを打つ競馬スタイルと印象的な名前で、記憶に残る馬として人気を博しました。
【カシノピカチュウ】Kashino Pikachu:冠名(カシノ)+キャラクター名
みなさんご存知、世界的に人気なあの黄色いネズミのキャラクターですね。黄色地にホッペが赤、耳の部分が黒のメンコを着けてコスプレをしており、見るからにあのキャラクターです。毎日がハロウィン。
馬・・・???
これはタスウノピカチュウ… 汚い
【カジキ】Kajiki:水中で最速のスプリンター
陸上でレースをする動物につける名前としてはどうなの(笑)? 一応動物だからいいか。。。
【ニンジャ】Ninja:忍者
説明は不要ですね(笑)。動物でもなくなりました。
【タブレットピーシー】Tablet PC:タブレットパソコン
もはや生き物でもない・・・笑
ニンニン!
最後に好きな馬を!
【マカヒキ】Makahiki:ハワイの収穫祭
このブログを読んでくださっているみなさんならご存知、我がマカヒキです。昨年のダービー馬です。ハワイ語で付けられた馬名なんですが、この子、兄弟や家族にもハワイ語の馬が多いんです。なんかオシャレ。これからも応援し続けます。
【レッツゴードンキ】Let’s Go Donki:さあ進もうドンキホーテのように
この馬も私の好きな馬の一頭。2年前の桜花賞馬です。「ドンキ行こう〜」じゃなくて、騎士の方です。ちなみにドン・キホーテの本名は、「アロンソ・キハーノ」だそうです。
【デニムアンドルビー】Denim and Ruby:活発でオシャレなお嬢さん
この馬は女の子ながら3歳の頃から第一線で活躍する男馬たちとのレースをに出続け、名勝負を繰り広げてきました。お父さんはディープインパクト。名前の通り、可愛らしさと元気さ、強さを兼ね備えた馬です。
いかがでしたか??
馬名の由来を考えながら馬を見るのも、また違った競馬の楽しみ方かもしれませんね。名前が好きだからという理由で応援してみるのもアリだと思います!
来週は熱き女の闘い、G1・エリザベス女王杯!
来週はG1エリザベス女王杯、秋の女王決定戦です。涼しい秋に熱い女の闘い、盛り上がること間違いなしですね。このレースにも個性的な名前の馬がたくさん出走します。みなさんも馬名に注目して、お気に入りの馬を見つけてみてください!
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