熊本地震で被災した熊本市民会館(熊本市民会館シアーズホーム夢ホール)の周辺に久しぶりの賑わいが帰ってきました。

熊本市民であれば、同会館には大なり小なり”想い出”があるのではないでしょうか。
私なら、小学生の時に通っていた塾の模試がこの会館で時々行われていて、ランチは近くの交通センター地下のコーヒーショップの名物、生卵ののった鉄板ジュウジュウのナポリタンを食べさせてもらうのが楽しみだったり…
学生の頃に見に行った、原爆の悲劇を描写した絵の展覧会もこの会館で。
佐野元春さんのコンサートを初めて見たのもココ(ついでに会館食堂でのインタビュー取材の見学付き)
会社のイベントでも数回、ここで仕事しました。

熊本市民会館は地震で大ホールの天井材が落ち、客席や床が破損。復旧工事のために休業していました。

そしてようやく復活!
それを記念して一昨年10月に熊本城二の丸広場で復興祈念ライブを開催してくれた「FLYING KIDS」の浜崎貴司さんが、音楽仲間の奥田民生さん斉藤和義さんトータス松本さん田島貴男さんに呼びかけて、「熊本市民会館復活記念!浜崎貴志GACHIスペシャル」と銘打ったコンサートを熊本市と主催して行いました。
大ホールでの公演は約1年9カ月ぶりだそうです。

ホールには新年、そして復活のお祝いを込めた鏡餅、そのバックには会館近くの熊本城のポスターが貼られていました。
「石垣の欠片とにらめっこ、あきらめたら負けよ」
「よくこらえたと、加藤清正公も胸をはっている」
「長生きしよう、生まれ変わった姿 皆で見よう」
「見上げた天守が笑顔に見えた、きっと大丈夫だ」…
一つ一つ、胸が熱くなるようなコーピーがいっぱいでした。

椅子も天井も床もすっかり綺麗に生まれ変わった大ホール。
ステージに立った5人も、それぞれ会館で演奏をしたことがあるそうで、MCでは想い出を語る場面もありました。
そしてアンコールのステージでは”元気な熊本城”の大きなイラストが登場し、会場を沸かせました(残念ながら撮影禁止でした…)。
「幸せであるように」「すばらしい日々」「歩いて帰ろう」「ガッツだぜ!!」「接吻」…。
3時間近くのステージで、5人からのエールとも言えるような歌と演奏を聴いた私たちは、「あの日、あの時から想いだけは揺らいでいない」という気持ちを改めて刻むことができたような気がします。(スタッフ・浜)