日差しが強くなってきましたね! 暖かいって幸せ~!
日光は好きだけど朝には弱いスタッフ涼です。現世では、“朝活”という言葉は無縁のものだと思います。

さて、今回紹介するのは「月曜日の友達」という漫画です。
「ちーちゃんはちょっと足りない」「空が灰色だから」など、その界隈(?)では結構な話題作を書いた阿部共実さんの最新作で、先日出た2巻で完結しました。

舞台は海のある田舎の中学校。中学生になったばかりで子どもっぽさが抜けない主人公・水谷茜が、クラスから少し浮いている物静かな少年・月野透と深夜の学校で出会い、毎週月曜に会う約束をして―…というストーリー。
出だしだけ書くと、ありがちなガールミーツボーイの恋愛モノのようですが、中身を読み進めるとまったく違う印象を受けました。

誰もが経験するような、キラキラとモヤモヤが混じった“大人になる前”の世界が描かれています。
人と違うことが怖かったり、世界の特別な存在になりたかったり…。その時期に確実に感じていたであろう感情や感覚を、丁寧に丁寧に表現した作品です。光や水など、作者ならではの描写は、絵画や映画を見ているような感覚になることもしばしば。

非現実的な部分もありますが、その加減が絶妙で特に違和感なく読み進められます。
昔の自分を冷静に見て恥ずかしくなるような、戻れないあの頃に切なくなるような、なんとも形容しがたい気持ちになりました。

思春期のキレイな心をキレイなまま描いた、とっても素敵な漫画です。

ちなみに、この漫画をもとにamazarashiが書き下ろした楽曲「月曜日」もぜひ聞いてみてください。